メイドインサービスは8月21日、第51回パチスロ定例セミナー「市場動向と最新機種解説 特集:お盆振り返り」を開催した。講師は同社事業推進部セールスプロモーショングループの町田遥氏が務め、7月の市場動向やお盆期間の実績、最新機種の稼働状況などを解説した。

セミナーではまず、7月市場の動向を確認。平均稼働は8,957枚で前月比497枚増、平均売上は28,715円で同1,688円増、平均粗利は3,555円で同71円増となった。一方、平均粗利率は12.4%で同0.5ポイント低下した。

7月のスマスロ販売台数は約4万800台。スマスロの設置比率は60.7%となり、ノーマルタイプを除いたスマスロの設置比率は88.1%まで上昇した。高単価機の導入が続くなか、8月に登場した低中単価帯の『L喰霊-零-』が導入初期から良好な稼働を示している。

町田氏は「高単価機が毎月のように導入されるなか、低中単価の『L喰霊-零-』が良い稼働を見せている。機種のクオリティが高いこともあるが、ユーザーの疲弊も感じられる例だと思う。今後の低中単価機にも注目していきたい」と述べた。

特集では、お盆期間の市場実績を振り返った。8月8日~16日までの平均稼働は12,856枚で前年比102%、平均売上は36,889円で同105%、平均粗利は5,007円で同107%。粗利率は13.6%となった。お盆前1ヵ月との比較では、稼働上昇率が124.49%に達した。

町田氏は、お盆期間について「パチスロ全体では前年を上回る好調な結果だった」と総括。一方で、「機種による業績格差は大きい。新台の集客力が市場全体の集客にも反映された」と指摘した。

お盆期間の稼働上位には、8月導入の『Lとある魔術の禁書目録2』『L邪神ちゃんドロップキック』『Lとんでもスキルで異世界放浪メシ』『Lやじきた道中記参る!』などが入った。

最新機種では、『Lとある魔術の禁書目録2』について、想定通り甘めの数値で推移し、ユーザー側の勝率も高めで差枚もしっかり出ていると評価。町田氏は「お盆稼働も入っているが、まだ2万枚を割らず好調をキープできている。差枚もしっかり出ているため、スペック面では問題ない」とし、順調なスタートとの見方を示した。

『L邪神ちゃんドロップキック』は、設定1の出玉率が97.0%とやや辛めで、勝率も31%台となった。町田氏は、導入初期の稼働について一定の評価を示した上で、「次週以降の稼働減衰の推移が今後のポイントになる」と述べた。

既存機では、ジャグラーシリーズが安定した稼働を維持した一方、一部のスマスロ主力機では稼働減衰が進行。『LモンキーターンV』は稼働が復調し、既存機の中でも支持の強さが際立った。

今後の新台について町田氏は、9月前半に中単価帯と高単価帯の機種が混在して導入されるとした上で、「メインは『Lリコリス・リコイル』になると思う」と見通しを示した。