千葉県パチンコ・パチスロ店協同組合(星山聖達理事長)は8月4日、千葉県内に拠点を構える「千葉キッチンカー協同組合」(名田裕之代表理事)との間で、「災害時における施設駐車場の使用に関する協定」を締結した。
遊技業界内において、キッチンカー組合・協会等との同様の災害時協定は、今年3月に岡山県遊協が一般社団法人岡山県キッチンカー協会と締結した事例に次いで、全国で2例目となる。
今回の協定は、近年多発する自然災害を踏まえ、避難生活において重要視される要素「TKB(トイレ・キッチン・ベッド)」のうち、温かい食事を提供する「キッチン(キッチンカー)」の活動支援に着目したもの。災害発生時、同キッチンカー組合が被災地へ車両を派遣する際、適当な派遣場所がない場合に、千葉県遊協の協定賛同店が管理する施設駐車場の無償使用を認め、円滑な食事提供(炊き出し等)をサポートする。
協定締結に至る経緯として、千葉県遊協および各支部・地区組合では、地域住民から「パチンコホールが地域にあって良かった」と感じてもらえるよう、かねてより社会貢献活動に鋭意取り組んできた。同組合は令和5年8月1日にも、千葉県および千葉県警察との間で「災害発生時における支援及び協力に関する協定書」を締結している。今回はさらに、災害時に迅速かつ実効性の高い被災者支援を行うため、機動力が高く自治体との協定実績も豊富な千葉キッチンカー協同組合に対し、ホールの広大な駐車場を活動拠点として活用することを提案し、民間同士の協定締結に至った。
千葉市中央区の組合事務局で執り行われた締結式には、千葉県パチンコ・パチスロ店協同組合から星山理事長、月城孝一副理事長、吉田和弘副理事長、小川憲二財務・社会貢献委員会委員長が出席。千葉キッチンカー協同組合からは名田代表理事、荒川賢児理事、鈴木亮理事が出席した。式では、協定の主旨説明や協定書への署名・押印、両代表者の挨拶などが行われ、相互理解と協定の実効性を高めた。
式上、星山理事長は「郊外店舗の広大な駐車場を有効活用し、地域の皆さまの一助になれば。今後、連携して地域貢献を目指していく」と力を込めた。また、千葉キッチンカー協同組合の名田代表理事は「民間同士が直接連携して迅速に動ける今回の協定は画期的。有事の際に大きな力を発揮できると確信している」と期待を寄せた。
なお、同締結式には地元報道機関(千葉テレビ、千葉日報)も取材に訪れ、内容がそれぞれ放映・掲載された。パチンコホールが持つ広大な敷地というインフラを地域貢献に生かす取り組みとして、社会的にも大きな注目を集めている。