民間信用調査機関によると、石川県でホール運営をしていたカラットが5月22日に6月9日に金沢地裁より破産手続き開始決定を受けたことがわかった。
2006年に設立されたパチンコホールの運営業者。かつて別法人が運営していたパチンコホールを同社の経営破綻後に引き継ぐ形で事業をスタートし、白山市にて「パチンコカラット鶴来店」1店舗を運営していた。地元周辺住民を中心とした集客で、ピーク時の年収入高は10億円を超える規模となっていた。しかし、店舗の老朽化や同業者との競合に加え、新型コロナの感染拡大時に来客数が大幅に減少。以降も売り上げの回復は進まず、2025年3月期の年収入高は約5億3,000万円にとどまっていた。この間、コロナ関連融資をはじめ、金融機関からの借入金で資金を繰り回し、集客面ではパチンコサイトやSNSを活用した呼び込みによって来客数の増加を図っていたが、店舗で使用する遊技機の仕入れ値が高騰する一方で、来客数や客単価の大幅な改善はなく、仕入先への支払い遅延などが発生。先行きの見通し難から、2026年1月12日に事業を停止していた。
負債は、債権者約48名に対し約8億4,900万円。