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記念セミナー開催と広告大賞を発表|PAA アミューズメントジャパン2025年12月19日

ぱちんこ広告協議会(PAA)は12月8日、ソラシティカンファレンスセンター(千代田区)で第9期定時社員総会を開催。社員総会終了後には、記念セミナーとPAA広告大賞表彰式を行った。

第10期の活動方針発表後に行われた記念セミナーは3部構成。第一部はスキマバイト募集アプリのタイミーから執行役員社長室の石橋孝宜室長が登壇した。石橋室長は「スポットワークがもたらす働き方の変化」をテーマに、直近のアプリの利用状況や働いてもらう企業側に求められる変化について解説。また遊技業界の活用事例についても紹介した。

第2部は、ホール関係4団体の広告宣伝検討会の佐藤公治委員が登壇。現在、ホール4団体、日工組、日電協と協議を進めている「推しパチの日・推しスロの日」について、具体的な内容を説明した。

「推しパチの日・推しスロの日」とは、いわゆるパチンコ・パチスロの“お試しプレイ”が体験できる施策。メーカー記念日として「推しパチの日・推しスロの日」を制定し、ホール間の競争ではなく、業界全体が一丸となって新規ファン獲得を目指す日にしようと警察庁と話し合いをしているという。
佐藤室長は「お試しプレイということで、『推しパチの日・推しスロの日』にはお金を入れずに遊べるパチンコ・パチスロをホールに設置する。藤田ニコルさんや『PACHI-PACHI-7』のインフルエンサーの方々に、ノンユーザーへ向けてパチンコの楽しみ方や悪いイメージを払拭するような発信をしていただき、認知を高めていきたい。またその記念日には、パチンコホールでしか手に入らない限定グッズも展開予定。人気のアニメコンテンツが多いパチンコ・パチスロにおいて、推し活目的で興味関心を持ってもらいたい」と話した。


第3部ではPAA参与の東洋大学社会学部の柳井猛晶氏、シーズの人首雄介氏が「ぱちんこ産業広告動態調査2025版報告」について講演。これは、ぱちんこ産業における広告宣伝の実態について明らかにすることを目的とした調査で、8月15日から9月23日まで全国のパチンコホールに実施したアンケートをもとにまとめられた。

調査によると、「広告宣伝・販売促進」で最も実施されているのはSNS運用(LINE、X、YouTube)で84.4%、最も重要視していることもSNS運用で44.9%だった。だが最も費用をかけているものは来店(取材・有名人招致)で29.6%という結果に。この結果を受けて人首氏は「SNSを重要視はしているがコストは来店にかけるという、ジレンマが見え隠れしている。また来店の実施理由について『新規客の獲得』を目的としているという回答が最も多かったものの、来店実施時の印象については『一時的に稼働が上がる』と回答した店舗が89.4%だった。さらに『常連客が喜ぶ』という問いに肯定的だったのは35.0%と低く、これを課題として考え、来店をフックに新規客獲得や自店のファンを増やしていけるような施策に取り組みたい」と解説した。

記念セミナー終了後には、「第4回PAA広告大賞」の表彰式も開催。グラフィック部門賞と協賛企業賞はデザイナー・荒木正洋さんの「甦るワクワク」、ムービー部門賞はディレクターを務めた成田貴臣さんら4人のチームで制作した「パチンコ気分。」、特別賞は専門学生の杉本優奈さんの「こんなときでも、お父さんは考えている。」が受賞。グランプリにはデザイナー・中田舞香さんの作品「あまやどり」が選ばれた。

文=アミューズメントジャパン編集部

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