「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2025」速報版 参加人口は約865万人に回復/シーズリサーチ
遊技日本2025年7月31日
シーズリサーチはこのほど、同社が企画・実施した「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2025」の速報版を公表。これによると、2025年のパチンコ・パチスロ遊技参加人口は約865万人に達し、昨年比で約23万人増加した。パチンコは約778万人(約21万人増)、パチスロは約660万人(約45万人増)で、特にパチスロの伸びが顕著だ。
調査は2025年3月下旬にWEBアンケートで実施。全国47都道府県の43,766人を対象にスクリーニングを行い、過去1年以内に遊技経験のある1,500人を本調査の対象とした。性別・年代の人口構成に合わせたウェイトバック集計を実施し、2大都市圏や政令指定都市を含む全国を網羅した。
速報版では、「新型コロナウイルスの影響で参加人口は一時大きく減少したが、ここ数年で回復傾向にある。特に20代以下の若年層の参加が増加傾向にあり、市場全体として参加人口増加に対するポジティブな変化が見え始めた」と分析。パチスロのBT機やパチンコのLT3.0プラスが登場し遊技の幅が広がったことで、「従来のファンだけでなはく新規層にもアピールできる遊技環境も広がりを見せている」としたうえで、「多様な楽しみ方が生まれることで、遊技人口の拡大や業界全体の活性化に向けた追い風になることが期待される」とまとめている。
調査では、参加人口の推移(2003年~2025年)、年代・頻度・目的別の参加状況、会員カードや来店ポイントの利用状況、新台で遊びたいシリーズ、娯楽参加者の年収なども分析。これらのデータをまとめた書籍「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2025」は、8月1日発売予定(価格:30,000円+税)。