全日遊連が理事会、参院選出馬の阿部理事長は体調不良で欠席
グリーンべると2025年7月23日
全日遊連は7月23日、全国理事会後に記者会見を開いた。会見の冒頭、平川容志副理事長は、先の参議院選挙で自民党の比例代表候補として出馬した阿部恭久理事長が体調不良により理事会を欠席したことを報告した。
平川副理事長は阿部理事長の容体について、「選挙期間中、体調を壊しながら17日間以上、死力を尽くしてやり抜かれた。20日の開票日は深夜まで、翌朝も朝5時から開票結果を待つため会場につめられていた。その時も疲労困憊の様子だったが、昨日の朝、かかりつけ医から過労のため静養した方がよいとの指示があり、そのまま入院されている」と報告した。
また平川副理事長は、理事会にあたり阿部理事長の挨拶文を代読したと述べ、「残念な結果に終わったが、各県遊協、ホールを含めて、大きな力で協力いただいた旨に対する深い感謝の意を表明されていた」と内容に触れ、今後については「業界としてどのように政治活動に取組んでいくか、これからも模索し、皆さんの意見をお聞きしながら展開していくことを伝えられていた」と説明した。
会見ではその他、参与1名の補充を承認し、新理事・新参与の所属委員会、暴力団対策特別委員会の委員を承認したと報告した。承認された参与等は以下の通り(敬称略)。
○参与
加藤健二(愛知県・副理事長)
○新理事・新参与の所属先
矢﨑真治理事(長野県)経営委員会
加藤健二参与(愛知県)財務委員会
○暴力団対策特別委員会委員
佐々木裕之(宮城県・専務理事)
三代地好治(大阪府・専務理事)
門田圭吾(広島県・専務理事)
さらに、本年6月末までに法令違反と疑われる広告宣伝に関する情報投稿システムで処理した件数は3,706件となり、このうち1,070件に対し是正勧告を行ったことを報告した。
その他、7月1日付で全日遊連の新事務局長に松谷輝矢氏が就任したことを報告した。