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パチスロお盆営業、ベース設定の見直しなど事前に“種まき”を グリーンべると2025年7月23日

メイドインサービスは7月18日、第38回パチスロ定例セミナー「市場動向と最新機種解説 特集:お盆提言」をオンラインで開催した。同社は、店舗診断サービス『SIRIUS』の会員ホール企業に向けて、市場全体や注目機種の動向分析、営業アドバイスを行っている。講師は事業戦略部セールスプロモーショングループの池上周平係長が担当した。

冒頭では6月のパチスロ市場動向を取り上げた。スマスロの新台販売台数は58,500台に達し、スマスロの設置比率は市場全体の55.1%を占めた。稼働は10,632枚、売上は30,633円、粗利は3,476円となり、それぞれ前月から小幅に下がったものの、GW営業を含む5月と比較して、緩やかな下落にとどまった。粗利率は11.3%で変動はなかった。

池上係長は今後のお盆営業に向けて、GW時と同様に「粗利重視」を基本方針とするよう呼びかけた。「お盆期間は普段来店しない浮動客が増えるが、固定化は難しい。だからこそ、この期間は売上と粗利を最大化する好機と捉えるべきだ」と強調した。

そのうえで、常連客をケアする重要性にも言及し、「お盆直前の平日に“種まき”として設定ベースを見直すことで、粗利最大化の下地を整えておくべき」と提案した。特に設定1から設定2へのベースアップは、人気機種において稼働への影響が大きく、地道ながら効果的な施策になるという。

また、直近1週間(7月7日~13日)の稼働実績にも注目が集まった。稼働トップは『LBエヴァンゲリオン』、2位が『LBアレックスブライト』で、BT(ボーナストリガー)機が上位を占めた。いずれの機種も22,000枚を超える高稼働を記録し、BT機を含むノーマルタイプが稼働ランキングの1位・2位を同時に獲得したのは今回が初めてとなる。

池上係長は「BT機は今後も急激に増えるとは考えにくいが、少しずつでもユーザーに有用性を感じてもらえるよう、現場での運用を続けることが重要だ」と語った。

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