業界がまとまって動けたことはひとつの財産|阿部氏が参院選を総括
アミューズメントジャパン2025年7月21日
7月20日に投開票が行われた参議院議員選挙で、自民党公認の比例代表候補となっていた阿部恭久氏(全日遊連理事長)は議席に届かなかった。
投開票日から日付をまたいだ7月21日の早朝、阿部氏後援会の役員をはじめ業界関係者が東京・市ヶ谷の遊技会館に集まり開票状況を見守った。しかし午前8時過ぎに当選がほぼ不可能になったことから、阿部氏がマイクを握って選挙戦を総括した。
阿部氏は「開票がなかなか進んでいないが、現状では厳しいと思っている」との認識を示して上で、「今回の選挙戦ではみなさんのご支援をいただいて活動して、いままで以上に手応えがあった」と総括。それでも票が伸びない理由について、「政権与党に対する逆風というのもあったのかなと思っている。また、多くの方々が期日前投票に行っていただいた状況の中で、票が伸びないということは、投票には行っていただいたが、その内容が我々の票につながっていなかった部分もあるのではないかとも感じている」と述べた。
今後については「どのような形で業界をまとめていくかについて厳しい部分が出てくるかと思うが、これだけみなさんとともに業界がまとまって動けたことはひとつの財産になると思う。今後もこの連携を強めていきながら、ぜひともこの業界を良くしていきたいと考えているので、引き続き支援のほどよろしくお願いします」と前を向いた。
文=アミューズメントジャパン編集部