6月の型式試験実施状況、パチンコは大幅増&パチスロは大幅減
遊技通信2025年7月2日
保通協とGLI Japanがまとめた2025年6月の型式試験実施状況によると、パチンコ機の適合数は前月より28件増加した46件となり、適合率も18.1ポイント増の34.3%となった。パチスロ機の適合数は同17件減少した8件となり、適合率も9.6ポイント減の6.8%となった。
機関別に適合数を見ると、保通協ではパチンコ機は前月より25件増加した37件、パチスロ機は同12件減少した6件となった。一方GLI Japanではパチンコ機は同3件増加した9件、パチスロ機は同5件減少した2件だった。
不適合事例として、試射試験およびシミュレーション試験の結果が規則で定める値を超えた事例のほか、遊技機の試験では「遊技球が第二種非電動役物に係る入賞口へ入賞したにもかかわらず、払出を行わないことがある性能を有していた。」(パチンコ機)、「すべての回胴の回転の速さが一定となるまでの間に、回転停止装置を作動させることができる性能を有していた。」(パチスロ機)が掲載された。設計書等審査では「主制御用ROMのデータ領域に「00H」以外の未使用のデータが存在していた。」「特別図柄表示装置が停止図柄の表示を行う前に図柄の組合せに係る情報を主基板制御のLEDに出力する性能を有していた。」(パチンコ機)、「すべての回胴の回転の速さが一定となるまでの間に、回転停止装置を作動させることができる性能を有していた。」(パチスロ機)などが掲載された。