石川県遊協が通常総会、自主ルールや法令遵守への尽力を確認
遊技通信2025年7月3日
石川県遊技業協同組合(石川県遊協、玉川昌範理事長)は6月25日、金沢市の金沢東急ホテルで通常総会を開催し、上程案件をすべて可決承認した。
冒頭に挨拶した玉川理事長は「コロナ禍以来、業績の回復が地方ではみられず、未だに模索の日々が続いている。そうした中、業界では各種ガイドラインの適正な運用と内容の拡充に努めており、業界を挙げての自主的なルールの遵守が信頼への基本である。また、昨今オンラインカジノが大きな社会問題になっており、我々パチンコ業界は世論から同一視されがちである。それを払拭するためにも、なお一層の自主ルール、法令の遵守が不可欠。信頼とは一朝一夕に築けるものではないため、引き続き組合員の協力と尽力をお願いしたい。そのことが、遊技業界が次世代へ引き継がれていく何よりのパワーになっていくと確信している」と述べた。
総会の来賓には石川県警察本部生活安全部生活安全企画課次席の育野献氏が出席し、生活安全企画課長の祝辞を代読。パチンコ営業の健全化について、①広告宣伝ガイドラインに基づいた広告宣伝の運用、②のめり込み・依存防止対策、③不正防止対策と賞品買取事犯の根絶、④社会貢献活動の推進の4点を要請し、特に④については能登半島地震の際に発災当時から駐車場の避難所開放や備蓄品配布などの活動実施を承知しているとして「地域に根ざした営業を行っているからこそ実現できるものであると思う。より一層推進されることを期待している」と述べた。