【パチンコホール経営支援特集】待ったなし!電気料金値上げへの対策術~今こそ求められる最新の省エネ製品やシステム、サービスを一挙大公開~
グリーンべると2025年4月21日
政府による補助事業が終了し、電気・ガス料金が値上がりする見通しだ。コスト増は経営のひっ迫を招く。これから夏に向けて気温が上昇していく中で、電気料金等のコストを抑えるためにも節電・省エネ施策は「待ったなし」といえる。最新の省エネ製品やシステム、サービスの情報に触れ、電気料金値上げへの対策を整えたい。
早くも真夏日に
省エネ対策は必須
全国各地から桜開花の便りが届き始めた3月26日、宮崎県と大分県で最高気温30.2℃を観測し、全国で今年初となる真夏日を記録した。3月の国内真夏日は実に26年ぶり。これから夏に向けて気温はグングン上がっていくことになるが、そうなると気になるのが空調(エアコン)などにかかる電気・ガスの料金だろう。しかも、電気・ガス料金への政府の補助は3月で終了し、5月請求分から料金の値上がりが見込まれている。これらコストを少しでも軽減していくためにも、節電・省エネ施策の推進が必須となっている。
照明のオンオフ
90%で実施
では、どのような節電・省エネ施策を取り組めばいいのか。参考までに全国のホールが取り組んでいる施策の傾向をみてみたい。
全日遊連のCO2削減施策のアンケートによると、多くのホールで取り組んでいるのが「営業時間以外はホール照明を全灯していない」(90.6%)という対策だった。この照明の点消灯の管理にも人力で対応するケースや時間によって自動管理するやり方などがあるだろう。人力の場合は現場での人の異動や入れ替わりなどがあるため、ルールの引継ぎの徹底なども重要となりそうだ。
その他、「LED照明の導入」、「空調の設定温度のルール化」、「担当者を決めて節電対策を実行」、「電力ピークカット対策を実行」を50%以上のホールが取り組んでいた。
一方、これから導入したい対策としては、「ホールに太陽光発電を設置」、「電気の見える化設備の導入」、「電力ピークカット対策」、「省エネに配慮された建物構造への改装」などが挙げられていた。
最新の製品で
更なる省エネを
各ホールでは既に何らかの節電・省エネ施策を実施していると思われるが、節電・省エネの設備やサービスは常に進化・向上している。電気・ガス料金の高騰が続いているなか、新しい情報を積極的に収集し、より効果の高い、自店に適した設備やサービス、システムを検討していくことが望ましいだろう。
本企画では最新の設備やサービス、システムを掲載した。ぜひ、これからの節電・省エネ施策の参考にしてもらいたい。
【掲載企業一覧】
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