日工組が「みんなのパチンコフェス2024」、ファンをはじめ多くの人たちが来場
遊技通信2024年11月5日
日本遊技機工業組合(日工組、榎本善紀理事長)は11月2日、パチンコファンに向けた年に1度の感謝祭「みんなのパチンコフェス2024」(協賛:全国遊技機商業協同組合連合会、協力:日本遊技関連事業協会)を東京・千代田区のベルサール秋葉原で開催した。当日はあいにくの雨に見舞われたが、開会前から長蛇の列ができ、ファンをはじめとする多くの人たちで終日賑わった。
開会前にはプレス発表会が行われ、日工組の榎本理事長、盧副理事長、新井宏明広報委員長、全国遊技機商業協同組合連合会(全商協)の中村昌勇会長、ゲストとしてタレントの椿鬼奴さん、矢口真里さん、岡野陽一さん、鈴木もぐらさんらが出席した。
冒頭に挨拶した榎本理事長は「未導入のパチンコ機はもちろん、パチンコにまつわる様々なコンテンツを集めた、我々パチンコメーカーがファンに向けて年に1度のファン感謝祭。去る10月5日には『パチスロサミット』が行われ、本日は『みんなのパチンコフェス』、来週11月15日から全国のホールで『全国パチンコ・パチスロファン感謝デー』ということで、ファンの方々に楽しんでもらい、1人でも多くの方が全国のホールに足を運んでいただけたらと思って開催している」と開催趣旨を説明。今後のパチンコ機の方向性にも触れ、「今年3月にラッキートリガーがスタートし、7月にはラッキートリガー2.0、さらに来年、再来年とどんどんゲーム性を拡充し、ファンの方々に楽しんでもらえるパチンコを追求して世の中に送り出していきたい。楽しいパチンコを送り出すのがメインだが、こうしたイベントや広告などと連携し、ファンに楽しんでいただくのはもちろん、1人でも多くの方にパチンコに触れていただき、ファンの拡充、業界の発展に努めていきたいと思っている」と述べた。
次いで新井広報委員長がイベント主旨を説明したあとゲスト4氏が登壇。自身のパチンコ歴を紹介するなど楽しいトークを展開し、4氏を代表して岡野さんが「今日だけは日頃の成果をぶつけて盛り上げていく」と意気込みを語った。
最後に盧副理事長が挨拶し、「KIBUN PACHI-PACHI委員会を昨年4月に発足し、テレビCMをはじめとした広範囲なプロモーションを進めているが、来年4月には新しい顧客を取り込むための大型プロモーション企画も準備している。そうした数々の施策を通じ、業界の楽しく魅力的なニュースを国民の皆様に届けていきたいと思っている」と括った。
当日はベルサール秋葉原の3フロアを使って行われ、1階のオープンフロアには、導入前機種や最新機種など約100台を設置した試打コーナーをメインに配置。初心者には実際のホールスタッフによるコンシェルジュが遊び方を親切丁寧にレクチャーし、初めての試みとなるインバウンドコーナーも用意した。このほか1階では、1玉勝負の遊技「一球入魂」、「スマートボール体験」、秋葉原の街を巻き込んだコラボ企画「パチンコ謎解き」など遊び心満載のアトラクションを用意し、ブースを巡りながらピンポン玉を集めると挑戦できる抽選会なども催された。また、地下1階のステージ会場では、人気アーティストによるライブステージ、人気パチンコライターや芸人、ストリーマーが登場するステージなどで盛り上がりをみせた。
2階の会場ではグッズ販売コーナーのほか、オンライン遊技機試打サービス「リモぱち」コーナー、Bluetooth遊技機体験コーナーなどを配置。このうちBluetooth遊技機は、先の規則改正で可能になったBluetooth対応の体験版だが、来場者たちはワイヤレスヘッドホンで迫力の遊技機サウンドを楽しんだ。