セガサミーHD、遊技機事業の経常利益が46%減 『北斗転生2』『カバネリ』続編で巻き返し図る
グリーンべると2026年2月16日
セガサミーホールディングスは2月13日、2026年3月期第3四半期の連結決算を発表した。売上高は3,352億3,200万円(前年同期比4.0%増)、営業利益198億4,400万円(同54.6%減)、経常利益238億3,800万円(同51.8%減)。純損益は168億9,400万円の赤字となった。
最終赤字の主因は、エンタテインメントコンテンツ事業における巨額の特別損失計上だ。欧州子会社であるRovio Entertainment Ltd.に関連するのれんおよび無形資産の減損損失として、313億8,000万円を計上。モバイルゲーム市場の競争激化などを背景に、当初の事業計画を見直したことが響いた。
遊技機事業の業績は、売上高733億8,500万円(前年同期比4.0%減)、経常利益106億5,900万円(同46.0%減)の減収減益で着地した。期間中はパチスロ『スマスロ化物語』やパチンコ『北斗の拳11 暴凶星』などを市場へ投入。一定の販売実績を残したものの、前年同期の高水準な業績には及ばなかった。
今後の見通しについて同社は、第4四半期に強力なラインナップを準備している。2026年1月には『スマスロ北斗の拳 転生の章2』、同3月には『スマスロ甲鉄城のカバネリ 海門決戦』の導入を予定。特に『カバネリ』からはパチスロ新筐体のリール部分のみの販売を開始するなど、ホールの設備投資負担を軽減しつつ市場の活性化を図る戦略を打ち出した。
通期の連結業績予想については、今回の減損処理などを踏まえて修正された。売上高は4,900億円、営業利益は400億円を見込む一方、当期純損益は130億円の赤字を予想している 。