茨城県遊協通常総会 1年間で15店舗が廃業、組合加入ホールは175店舗に
遊技通信2024年6月18日
茨城県遊協(平文暉朗理事長)は6月13日、市内の水戸京成ホテルで第44回通常総会を開催した。
冒頭に挨拶した平文理事長は、「我々が提供するエンターテインメントは、楽しみと安らぎを提供するものだが、その枠を超えて依存問題を引き起こすこともある。この問題を解決するためには、新たに制定された広告宣伝ガイドラインの理解を深めることが重要となるので、皆さんと力を合わせて業界の発展と健全な成長を目指していきたい」と述べた。
当日は、永年勤続者表彰、および茨城新聞文化福祉事業団と茨城県社会福祉協議会に対する福祉基金贈呈式が行われた。
来賓として祝辞を述べた茨城県警察本部生活安全部の薗部修部長は、「業界の自主的な取り組みであるガイドラインに沿った広告宣伝の運用を徹底し、営業の健全化をより一層推進することを期待している」と述べた。
議事では、令和5年度事業報告、令和6年度事業計画、補充役員の選出など7議案が上程され、全会一致で可決承認した。事業報告では、令和5年度末時点で15店舗が廃業しており、組合加入ホールは175店舗となったことを報告。未加入ホールは7店舗になっていることから、引き続き加入促進を重要課題として取り組んでいくことが報告された。
令和6年度事業計画では、ファンの回復と拡大、依存問題への対応、安定したホール経営の推進、広告宣伝および賞品の提供方法への適切な対応、積極的な社会貢献活動の5項目を挙げた。