新潟県遊協が通常総会、広告宣伝および賞品提供方法への適切な対応を確認
遊技通信2024年6月17日
新潟県遊技業協同組合(新潟県遊協、朴永雅理事長)は6月13日、新潟市内の新潟グランドホテルで第73回通常総会を開催し、上程案件をすべて可決承認した。
冒頭に挨拶した朴理事長は、広告宣伝に関する質疑書およびガイドライン、賞品提供方法に関するガイドラインついて、ガイドラインに沿った適切な運用が求められていることを示した上で、「業界が厳しい状況にあるときだからこそ業界の将来を見据え、業界のあり方や課題対応と抜本的な改革も必要だと考えている。法令遵守はもちろんだが、たとえ法律的に問題のない広告宣伝等であっても県民や市民から見てどのように映るのか、どのような印象を与えるのかを私たちはよく考えて行動し、常に社会の一員としての自覚を持って主体的に判断することが重要だと思う。何より組合が一致団結した取組みが大切だ。業界各方面との意思疎通も図りながら、多くのファンや広く国民から親しまれ支持される業界になるように進んでいきたい」と組合員に理解と協力を求めた。
総会の来賓には新潟県警察本部の清水宏明生活安全部長が出席し、「引き続き自治体と連携しながら、のめり込み・ギャンブル等依存症対策のための課題に取り組んでいただき、手軽で身近な大衆娯楽として安心して遊べる遊技環境を作り出せるよう期待している」と挨拶した。続いて行われた功労表彰式では、受賞者を代表して前監事の佐藤豊美氏が表彰状を受贈した。
議事では、大平健二専務理事の退任に伴う役員補充選任も審議され、新専務理事に佐藤克実氏を承認した。総会後に催された懇親会には来賓として笠鳥公一新潟県副知事、塚田一郎衆議院議員、柄沢正三新潟県議会議員らが出席し、それぞれ祝辞を述べた。