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九州遊商が通常総会、組合員の地位向上に向けた取組みを推進 遊技通信2024年6月4日

九州遊技機商業協同組合(九州遊商、國分寿人理事長)は5月30日、福岡市内のホテルオークラ福岡で第36回通常総会を開催し、議事では事業報告および決算、事業計画および予算など上程案件をすべて可決承認した。

事業報告では、九州遊商の令和5年度の確認証紙発給状況が報告され、発給枚数は5万9,794枚で稼働実績累計は3万8,845件(前年度比82%)、5万9,626台(同80%)。認定証紙の発給枚数は5万2,824枚で稼働実績累計は1万5,096件(同81%)、5万2,645台(同118%)となった。

冒頭に挨拶した國分理事長は、昨年度の証紙発給状況について「前年度比で確認証紙の発給状況は約80%。認定証紙の発給枚数は118%となっているが、中古遊技機の減少を補えるほどの数字ではない。ホール数の減少とともに仕事量が減っているのが現状だと思う」と触れた上で、組合運営について「組合の定款の1条に“目的”という項目がある。組合員の経済的地位の向上を図るのが組合の“目的”であり、使命だと思う。なかなか大きなことはできないかもしれないが、日々実行を重ねながら、できることを大きくしていきたい」と述べた。

総会の来賓には、福岡県警察本部 生活安全部 生活保安課の飯盛貴之課長、九州遊連の松尾道彦会長、日遊協九州支部の新冨雅哉支部長、福岡県遊協の平岡聖教理事長、回胴遊商の林田伸一副理事長が出席。挨拶で飯盛課長は依存対策の推進、不正遊技機の流通防止、中古遊技機流通の健全化、使用済み遊技機の適正処理に対する取組みを求めた。また、松尾会長は、「私たち業界はいまだに厳しい状況が続いている。ホールで楽しんでリフレッシュして活力を養い、生活に有効なプラスの部分が必ずあるはず。もっとパチンコ・パチスロの癒しや遊びの楽しさを追求し、魅力を発信して盛り上げていきたい」と語った。

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