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マルハン、次世代のパチンコファン獲得・育成プロジェクト始動 グリーンべると2024年4月1日

マルハン東日本カンパニーは4月1日、次世代プロジェクト「ヲトナ基地プロジェクト」を開始すると発表した。これは同社初のブランディングプロジェクトであり、新たなファンの獲得と育成を目指すものである。

「ヲトナ基地プロジェクト」始動の背景には競合との同質化、顧客層の高齢化、遊技人口の減少、業界のイメージ低下など、パチンコ業界が抱える複数の課題が存在する。このプロジェクトを通じて、これらの課題を解決し、「人生100年時代に生きるヨロコビを創造する」を理念とした。またプロジェクト名の「ヲトナ」とは、何かに熱中し、熱狂的に生きる大人たちのことで、同社が提案する新たな世界観に共鳴する人々を指すという。

プロジェクト第1弾では、「偏愛」と「脳汁」というキーワードに焦点を当てる。これは特に若年層に訴求するため、彼らが「好きなことをして生きていく私」を肯定し、応援する存在となることを目指している。同社では、人々が好きなことに熱中する際に分泌されるドーパミンを指す業界用語「脳汁」を用いて、遊技業界の理解を深めることも目論んでいる。

今後の展開については、オウンドメディアやSNSを通じて情報を継続的に発信し、プロジェクトがプロデュースするイベントやプロモーション活動を展開していく。2024年5月には「偏愛横丁(仮)」をはじめとするプロモーションイベントを実施予定で、詳細は今後発表される。

同社ブランド戦略部部の西眞一郎部長は「プロジェクトを立ち上げた背景には、業界全体に対する危機感がある。私たちの本業はある種の「社会悪」と見なされることも少なくなく、何も手を打たなければ、衰退の一途を辿るであろうという予測は、決して悲観的すぎるものではない。『好きなことを好きと堂々と言える世の中』を作ることこそ、私たちの使命。プロジェクトを成功に導き、多くの人たちに向けて数え切れないほどの『生きるヨロコビ』を創造していきたい」と意気込みを語った。

・「ヲトナ基地プロジェクト」公式ウェブサイト
https://www.maruhan.co.jp/east/media

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