ネクストが事業停止、自己破産申請へ(宮崎)
遊技通信2023年11月10日
民間信用調査機関によると、宮崎県でパチンコ店を経営していたネクストが10月29日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入っていたことが分かった。負債額は、約5億3,000万円とみられる。
同社は、2014年に設立されたパチンコホール事業者。別会社が運営していた「ヘイアン串間店」の事業を譲り受け、「NEXT1」と「NEXT2」として2015年から2店舗を運営していた。串間市内ではトップクラスの台数となっていたこともあり、ピーク時の2016年7月期には年収入高約11億2,200万円を計上していた。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で集客に苦戦を強いられ、2022年7月期の年収入高は約8億円にダウン。その後の需要回復が見込めなくなったうえ、コロナ融資返済の見通しが立たなくなり、事業の継続を断念した。