「安全な地域の実現の一助となるよう活動を推進」 山口県遊技場防犯組合連合会が創立70周年大会
遊技通信2023年10月24日
山口県内のホール80店舗で構成する山口県遊技場防犯組合連合会(金栄作会長)は10月20日、山口市内の山口グランドホテルで「創立70周年記念大会」を開催し、山口県警察本部をはじめホール企業、業界関係団体などの関係者約120名が出席した。
冒頭に挨拶した金会長は、まず同連合会の前身である山口県遊技場組合連合会が1953年3月に結成して以来の歴史を振り返った上で、「私たちの諸先輩方は知恵を絞り、汗を流し、組合組織の団結を図りながら艱難辛苦を乗り越え、本日の業界をつくり上げてきた。その背景には行政当局の的確な指導、関係業者の協力、そして何より県民の皆様の遊技業への支持があったからにほかならない」と謝意を表明。近年は遊技参加人口の減少など厳しい経営環境にあるが、「今こそ大衆娯楽の原点に立ち戻り、多くのファンが小遣いの範囲内で楽しめる健全娯楽への道に邁進しなければならない。同時に遊技業界がごく普通の業種として成り立つべくビジネスモデルの再構築を考える時期にきている。組合が防犯組織として安全な地域の実現の一助となるよう活動を進めていかなければならない」と語った。
来賓には山口県警察本部の原田勝己生活安全部長、公益社団法人 山口県防犯連合会の長尾安文専務理事、公益社団法人 山口県暴力追放運動推進センターの光井一彦会長、全日本遊技事業協同組合連合会の阿部恭久理事長らが出席。このうち原田生活安全部長は「記念すべき70周年を機に、先人の苦労、歴史を振り返りながら、未来への展望をもってテクノロジーの進化や社会環境の変化に対応しながら、ピンチをチャンスに変え、さらに発展していただきたいと心から願っている」と祝辞を述べた。
また式典では、第8代 山口県遊技業協同組合理事長・山口県遊技場防犯組合連合会会長を務めた梁川康成氏への感謝状贈呈も行われた。