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エンターライズが777ECに参画 アミューズメントジャパン2023年10月16日

サミーネットワークスが運営するホール向け総合プラットフォーム「777EC」(スリーセブンイーシー)に、エンターライズが参画した。東京・大崎のセガサミーグループ本社内で10月13日、発表会が行われた。

エンターライズが777ECで販売する第一弾機種は、『スマスロ バイオハザード™ ヴィレッジ』(アデリオン製)。低迷する6号機時代に高稼働を記録した『パチスロ バイオハザード7 レジデント イービル』(同)の後継機だ。ホール導入は2024年1月上旬を予定。開発、販促はエンターライズおよびアデリオンが行い、サミーネットワークスが販売を支援する。

発表会の冒頭に登壇したサミーネットワークスの後藤正人取締役(サミーの営業統括本部長を兼務)は、次のように挨拶した。


「今までの業界の商慣習を鑑みたときに、非常に勇気が要る決断を下されたエンターライズ様に深く感謝します。私どもメーカーには良い機械を1機種でも多くホール様に届けるという大事な責務がある。そのための新しい取り組みである777ECは、これからの業界の活性化のためにとても必要なこと。一緒に取り組んでくださることはすごく嬉しい。今回の新機種については、サミー製品と同様に全力でフォローする。どうぞご期待いただきたい」

エンターライズからは販売管理部の村山雅隆部長が出席。新機種の開発コンセプトとセールスポイント4点を説明した。

「前作ではいかに2400枚を出せるかにこだわったが、今作では後継機として楽しい時間を長く体験できるように数値面を強化した。例えばAT確率は前作の2.1倍で、AT滞在率は同1.6倍。このほかにも新たな要素を加えている。一人でも多くのお客様にご遊技いただきたい」

村山部長が示した本機のセールスポイントは、①進化を遂げたAT「HAZARD RUSH」、②初期G数を左右する「SHOOTING ATTACK」、③シリーズ初のバトルタイプを採用した特化ゾーン「NIGHT OF FIRE」、④エンディング到達後のAT再突入トリガー「感染連鎖(パンデミック)CHANCE」。バトンを受けた広報担当者がその後、製品資料を解説した。

質疑応答にはサミーネットワークスの執行役員でマーケティング本部の嶋田崇本部長と、エンターライズの村山部長が回答した。エンターライズの参画は777ECにどのような良い影響を及ぼすかを尋ねられた嶋田部長は、「業界に与えるイメージ、インパクトは非常に大きい。多くのメーカーにご参画いただきたい当社は、777ECが業界のプラットフォームなのだと胸を張れることを目指している。今後どれほどのメーカーが参画するか、細かい言及は控えさせていただくが、交渉中のメーカーは何社かある」と述べた。

どのような想いで参画したかと投げかけられた村山部長は、「これまでよりももう一段高い意識で販売に臨もうとしていた。777ECではペーパーレス化や全体的なコストダウンも図れる」と述べ、メリットに感じる点を説明した。

777ECは、全国のパチンコホール約7,250軒が利用するECサイト。遊技機本体や部品などを購入できるほか、オンラインアプリで試打が可能。電子化された取扱説明書なども備える。サミーグループ以外では平和が20年7月に参画を発表。パチスロ『S BIG 島唄30』を販売した。

ⓒCAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

文=アミューズメントジャパン編集部

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