メイドインサービスは7月17日、第50回パチスロ定例セミナーをオンラインで開催した。講師は同社事業戦略部セールスプロモーショングループの池上周平係長が務め、直近の市場動向やお盆商戦に向けた利益計画についての解説を行い、ホール関係者に向けて、営業に役立つ幅広い情報を提供した。
池上氏は冒頭、直近の市場動向を報告した。それによると、スマートパチスロの設置比率は60.2%に達し、ノーマル機を除いたシェアは87.5%を記録。加えて平均稼働は8,460枚(前月比▲562枚)、売上は2万7,028円(同▲1,156円)、粗利は3,484円(同▲178円)、粗利率は12.9%(同▲0.1%)と、前月比で数値はやや低下したものの、これはゴールデンウィーク商戦後に生じる例年通りの推移と捉えることができると解説した。
一方、お盆商戦に臨む提言として、まずは昨年の営業計画を振り返った。池上氏は、全体の5割以上が「回収と還元」を適宜組み合わせるバランス型で営業していたことを指摘しながら、「一時的なイベントに過度に依存するのではなく、店舗本来の魅力を活かした堅実な営業を目指すべきだ」と述べ、体力を温存しながら顧客の信頼を獲得する営業方針を推奨した。
さらに、直近の新台実績データについても言及。『からくりサーカス2』が好調な滑り出しを見せたものの、市場全体を大きく牽引するほどの圧倒的な数値を残す機種は限られていることから、中長期的な運用に対しては慎重な見極めが求められるとした。また、マイルドなゲーム性を備えたノーマルタイプ系の新機種などは、ホール側が設定を用いて積極的にユーザーへアピールし続けなければ、稼働を維持することが難しいとの見解を示した。
今後の市場動向としては、月後半から8月にかけて市場全体の稼働が一時的に低下したのち、ジャグラー系を中心に回復していくと予測。8月導入予定の新台の中では、『スマスロ やじきた道中記参る!』や『スマスロ とんでもスキルで異世界放浪メシ』などに期待を寄せるなどした。