平川理事長が7期目へ
アミューズメントジャパン2023年6月27日
大阪府遊技業協同組合は6月23日、大阪市内のシェラトン都ホテル大阪で通常総代会・定時総会を開催した。任期満了による役員改選が行われ、平川容志理事長が再任した。平川理事長は7期目。
平川理事長は、2023年4月に特殊詐欺被害の発生抑止の啓蒙を兼ねた「第31回大遊協 大阪パチンコ・パチスロファン感謝デー」を開催したことを報告。そのうえで、「今年度の大遊協は、意義ある社会貢献活動を柱の1つに掲げる」とコメントした。
「第31回大遊協 大阪パチンコ・パチスロファン感謝デー」についてはこちら
https://amusement-japan.co.jp/article/detail/10003418/
大阪府市が申請していた、人工島・夢洲におけるカジノを含む統合型リゾート(IR)の整備計画が4月14日に認定された件についても触れ、「今後ますます、遊技業界の依存問題への取り組みが社会の関心になると予想される。そのため、大阪府遊協は現在、昨年11月に大阪府が設置した『第2期大阪府ギャンブル等依存症対策推進計画』に参画している。大阪府遊協独自の活動としては、都留文化大学の早野慎吾教授に助成し1万人規模のギャンブル依存調査を継続的に実施する。そして、早野教授が東京都遊技業協同組合の助成により毎年実施している4万人のサンプル調査との比較によって、大阪府の実態を明らかにしていく」と表明した。調査対象種目は、宝くじや現地及びオンライン投票ができる競馬、競輪、競艇、オートレース、そしてカジノ、パチンコを予定している。
総会後は、早野教授が「社会学から見たギャンブル依存」という演題で講演した。
(参考資料)『第2期大阪府ギャンブル等依存症対策推進計画』について
https://www.pref.osaka.lg.jp/chikikansen/gambletou/2keikaku_sakutei.html