神奈川県遊協 14回目の福祉車両寄贈先を公表
遊技通信2023年1月24日
神奈川県遊協と神奈川福祉事業協会は1月17日、今回で14回目となる福祉車両の寄贈先を公表した。
福祉車両の寄贈は、県遊協が福祉事業協会を設立した昭和60年から継続している社会貢献事業で、施設によって異なる機能や要望にあわせて車両を提供してきた。平成20年からは一般公募形式を採用し、福祉車両購入費助成希望を募るなどして寄贈先を決めていた。
今年度は諸般の事情により公募という形式を取らずに、神奈川県共同募金会との協働で14回目の福祉車両の助成事業を実施。共同募金会への応募があった施設から福祉事業協会の助成分として厳正な審査を行った結果、児童福祉施設1件、障がい者福祉施設4件、合計5施設に対して福祉車両を寄贈することが決定された。寄贈台数は今回で延べ308台、助成総額は8億7000万円超になった。
例年は車両贈呈式が行われていたが、コロナ禍の影響で納車が遅れる可能性があることから、式典開催の予定については未定となっている。神奈川福祉事業協会では、「福祉車両の助成事業は各方面から多くの期待が寄せられています。今後もあらゆる機会を通じて県内のより多くの施設の方々にお知らせし、期待していただけるよう努めてまいります」としている。