兵庫県遊協総会、新専務理事に大木盛生氏
遊技通信2021年6月15日
兵庫県遊協の令和3年度の通常総会が6月11日、神戸市内のANAクラウンプラザホテル神戸で行われた。
開会に向け平山龍一理事長は、昨年から続く新型コロナウイルスの感染拡大問題に触れ「本県では3度目の緊急事態宣言が発出されるなか、組合員には尋常ではないストレスが溜まっていると思いますが、皆さんと一致団結して一歩一歩前に進んでいき、この難局をなんとか乗り切っていきたい」と挨拶を述べた。
来賓には兵庫県警察本部生活安全部の瀬尾和章部長の代理として同保安課の岡村好文課長が出席し、瀬尾部長の祝辞を代読した。祝辞では日頃の警察行政に対する協力に感謝するとともに兵庫県遊協の各種取り組みを高く評価。その一方で、感染拡大対策の徹底をはじめ、依存問題への積極的な取り組み、ホール敷地内の防犯体制強化などを要請した。
議案審議では令和2年度の事業報告、令和3年度事業計画の件など6議案を上程。組合員の拍手によって全議案を可決承認した。事業報告では「安心パチンコ・パチスロアドバイザー講習会」を5回開催し、組合関係者143名が受講したことや、「新型コロナウイルス感染防止対策ガイドライン」に基づいた感染拡大防止活動などが報告された。また、事業計画では感染防止対策の推進、パチンコ・パチスロ依存対策への徹底した取り組み、ホール敷地内における子どもの車内放置・置き引き防止強化など5項目を策定。役員補充選任の件では伊丹、神戸、明石、南但の4支部および青年部会のそれぞれの代表者を理事として選任した。さらに、甚田郁雄専務理事がこの日をもって退任し、新専務理事として大木盛生氏の就任を承認するなどした。