車内放置児童135人を救出
アミューズメントジャパン2020年4月28日
全日本遊技事業協同組合連合会は4月、「2019(令和元)年度 子どもの事故未然防止事案報告」をまとめた。
これはホール駐車場の車内に放置された子どもを巡回活動などによって発見し、救出した件数を表すもの。2019年度は35都府県方面組合で99件の発生報告があり、135人の事故を未然に防いだ。
救出数が多かった都府県方面組合は、群馬(9件)、静岡(8件)、神奈川(6件)、埼玉(同)、三重(同)の順。発生月別にみると、8月(17件)、5月(17件)、7月(13件)の順に多かった。
前年と比べると発生件数は2件減。救出人数は5人増えた。
ホールをはじめとする遊技業界は子どもの車内放置を撲滅するため、年間を通して駐車場の巡回を実施。ゴールデンウイークから10月までの期間と年末年始を「強化期間」、暑い日が続く7月と8月を「特別強化期間」として事故防止に励んでいる。