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全日遊連とオーイズミが20万円切る低価格パチスロ機販売で会見 遊技通信2019年9月19日

全日遊連とオーイズミは9月17日、販売価格を抑えたパチスロ機の新機種「ドリームクルーン2」発売に関する記者会見を都内の全日遊連事務所で行った。秋から年末にかけて生じる一部旧規則機の認定切れに伴う撤去を控え、価格を抑えたパチスロ機をオーイズミが提供することで、ホールの負担軽減に協力する。

かねてより両者の間で進行していた共同開発パチスロ機が、年内販売に間に合わないことを受け、すでに保通協で適合している同機種を低価格で提供するというオーイズミ側の提案に全日遊連執行部らが応じた。販売は予約制で台数は2,000台。価格は、3台以上の導入で1台あたり19万8,000円、2台以上で同20万8,000円、1台のみだと29万8,000円となる。

予約受付はメールやFAXなども利用できるが、主に専用のウェブサイトを通じてオーイズミ側が受注する。申し込み期限は10月中旬までで、納品は12月中が予定されている。

全日遊連の阿部恭久理事長は、「液晶搭載の新台がこの価格で購入できるという点は、ホールとしてもお得感はあると思う。また今回のような受注生産は、メーカーの在庫リスク軽減にもつながる。このような形が一つのモデルケースになってもいいのかもしれない」と、遊技機価格を抑える一つのスタイルとして今後定着することにも期待感を表した。一方、オーイズミの大泉政治会長は、「12月中の認定・検定切れパチスロが12万台もあるという状況下で、特に中小ホールでは入替コストが大変だと思う。こういった一番大変な時期に少しでも貢献できれば」と今回の低価格パチスロの提案意図を語った。

なお新機種は、以前発売された同名タイトルを進化させたという1ゲーム純増約3.1枚のAT機。液晶演出のV入賞で大当り1回権利500枚、もしくは3回権利500枚×3セットなどと、今作ではパチンコの権利物を彷彿とさせるゲーム性も付加され、より短時間遊技に適した仕様が実現されている。

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