| P-WORLDとは | ご利用案内 | 会社案内 |
パチンコ店情報 機種インデックス 求人インデックス

パチンコ業界ニュース

全般的業況、稼働状況ともに悪化~DI調査 グリーンべると2017年2月23日

 エンタテインメントビジネス総合研究所は、第67回パチンコ景気動向指数(DI)調査報告書を発表した。

 パチンコ景気動向指数値(DI値)は調査企業に対して「良い」「さほど良くない」「悪い」などの選択肢で答えられる景気局面に関する質問を行い、「良い」の回答構成比から「悪い」の回答構成比を差し引いて算出。四半期毎に調査を実施し、今回は59地域、42企業から回答を得た。

 収益や売上、粗利などから判断される全般的業況は前回から33.0ポイント悪化しマイナス55.2ポイント。前回まで3期連続で回復していたものの一転して大幅な悪化となった。全般的業況を規模別で見ると小規模事業者(1~3店舗)、中規模事業者(4~10店舗)、大規模事業者(11店舗以上)の全事業者で悪化した。

 稼働状況はパチンコがマイナス44.1ポイント(前回比12.2悪化)、パチスロがマイナス37.3ポイント(同23.4悪化)。遊技料金別に見ると、4円パチンコはマイナス49.2ポイント(同11.7悪化)、20円パチスロはマイナス41.4ポイント(同26.1悪化)、低貸玉パチンコはマイナス22.8ポイント(同27.0悪化)、低貸メダルはマイナス21.8ポイント(同26.1悪化)で全遊技料金で悪化した。

 また、今回のトレンドウォッチではパチンコの撤去・回収が進みパチンコ新基準機の導入も進んだということで、パチンコ新基準機や今後の営業について質問している。

 まずパチンコ新基準ミドルタイプの稼働についての感想は、「やや悪い」が最も高く52.8%、次いで「やや良い」が36.1%、「悪い」が11.1%という結果に。

 そのほか、今後の営業や業界の現状、先行きについて意見を求めたところ、「主力新基準機の導入により、稼動が昨年を上回る店も出てきたが、売上の減少は今も続いている。さらに、新台の価格は上がっているので、経営はより厳しいものになった」(東北・大規模事業者)、「現状は厳しいがあきらめたらすべてが終わるし、何も残らない。サミーの無料パチンコなどのイベントに集まるファンは多く、潜在的なファンは多いと思う。昔みたいには戻れないだろうが、『3,000円で短時間の軽い勝負ができる』と期待を持たせる遊技機が出てこないと苦しい。ゲーム性は向上しているのに惜しい」(近畿・大規模事業者)などといったコメントが寄せられた。

各記事のタイトル・本文・写真などすべてのコンテンツの著作権は、株式会社ピーワールド、またはそれぞれの配信社に帰属します。掲載されている情報を許可なく、複製・転載・引用などを行うことは法律によって禁止されています。

PR

パチンコ業界の社会貢献

P-WORLD P-WORLDに掲載の記事・情報・写真の無断転載を禁じます。
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。