エムズマーケティングが実施した「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2026」によると、過去1年間にパチンコまたはパチスロで遊技した参加人口は推計902万人となり、前年の865万人から37万人増加したことが分かった。参加率も9.2%から9.6%へ上昇し、2021年以降の回復基調が続いている。
内訳では、パチンコ参加人口が811万人(前年比33万人増)、パチスロ参加人口が714万人(前年比54万人増)となった。特にパチスロの増加幅が大きく、パチンコを上回る伸びを示した。また、「月1回以上」遊技する層は689万人(同44万人増)、「週1回以上」も375万人(同19万人増)と、参加人口の増加だけでなく遊技頻度の高い層も拡大している。
特に顕著なのが20代以下の参加拡大だ。20代以下の参加人口は2021年の164万人から2026年には250万人へと増加し、約1.5倍に回復した。一方、30代以上の参加人口は2021年以降ほぼ横ばいであり、近年の市場回復は若年層の増加が大きく寄与していることが明らかになった。
パチンコ・パチスロともに若年層比率が上昇している。パチンコ参加者に占める20代以下の割合は2021年の約2割から2026年には2割台後半へ上昇。パチスロでは3割台前半まで拡大した。一方で60代以上の割合は低下傾向が続き、1割台半ばまで縮小。
遊技頻度別では、「月1~2回程度」のミドルライト層の増加が目立った。ヘビーユーザーだけでなく、ライト層にも参加が広がっていることが今回の調査の特徴となっている。
調査を実施したエムズマーケティングは「コロナ禍前の水準にはまだ達していないものの、参加人口の回復と、特に若年層を中心とした参加拡大が確認された。若年層の増加は近年の参加人口回復を支える動きとして注目される」と分析している。
同社は本調査の詳細をまとめた最新書籍「パチンコ・パチスロプレイヤー調査2026」を2026年7月下旬に発売する。年代・性別・遊技頻度・目的など多角的なデータ分析を行い、遊技者の実態把握や市場動向の分析、マーケティング施策の立案に活動できるデータを収録している。


