神奈川県遊技場協同組合(神遊協、伊坂重憲理事長)は6月19日、第60回通常総会を横浜市の横浜ベイホテル東急で開催し、上程案件をすべて可決承認した。
議事に先立っては、逝去者追悼のほか、退任役員、永年勤続者、防犯・地域貢献活動関係の功労者を対象とした表彰式が行われた。
冒頭あいさつに立った伊坂理事長は、厳しい経営環境が続く中でも、組合員ホールが3つのガイドラインを重視した健全営業や依存対策に真摯に取り組んでいることに謝意を表明。その上で、神遊協が設立60周年を迎えたことに触れ、ファンの回復・拡大に向けた取り組みをはじめ、共同事業、暴力団排除活動、依存問題対策、社会貢献活動などを通じ、業界の健全な発展に引き続き取り組む考えを示した。
来賓には、神奈川県警察本部生活安全総務課の田中豊課長補佐、同組織犯罪対策総務課暴力団排除対策室の宮﨑哲也室長、神奈川相互交易の平田照社長が出席した。
田中課長補佐は祝辞で、被害者支援活動や災害救援車両の寄贈など、同組合が長年にわたり社会に必要な支援を継続してきたことに敬意を表明。あわせて、広告宣伝の健全化に向けたガイドライン遵守への期待を示すとともに、特殊詐欺をはじめとする県内の治安情勢に触れ、防犯意識のさらなる向上を呼びかけた。
また、宮﨑室長は、匿名・流動型犯罪グループや反社会的勢力をめぐる情勢を説明し、遊技業界においても不当要求や不正資金流入への警戒が必要と指摘。反社会的勢力の排除は個別事業者だけでなく、業界全体が同じ認識を持ち、関係機関と連携して取り組むことが重要だと訴えた。
平田社長は、業界が進める社会貢献活動は高い評価を受けているとしたうえで、法令遵守や防犯活動、暴力団排除、社会貢献活動を着実に進めていく必要があると強調。業界関係者が一丸となって魅力ある遊技業界の再構築を進めるべきだと述べた。
議事では、令和8年度事業計画として、ファンの回復・拡大、依存問題への対応、安定したホール経営の推進、広告宣伝・賞品の提供および貯玉再プレーシステムへの適切な対応、積極的な社会貢献活動を基本とする施策を承認したほか、地区組合の役員辞任に伴う役員選任を承認するなど、上程案件をすべて可決承認した。