九州遊連(九州地区遊技業組合連合会)は6月11日、那覇市内の沖縄ハーバービューホテルにて2026年度・第110回定時総会を開催した。総会は出席者236名で九州遊連規約第16条に基づき成立、全7議案が審議され可決承認された。
開会の挨拶には、副会長で福岡県遊協の平岡聖教理事長が壇上に立ち「この九遊連は昭和27年から開催している歴史あるもので、九州7県で始まり、アメリカから沖縄が日本に返還され8県となった。ここ沖縄には“ゆいまーる”という言葉があり、共同作業や助け合いという意味が込められていると聞き及んでいる。九遊連も相互扶助で業界全体の繁栄へ向けて力を合わせていきたい」と開会の挨拶を述べた。
冒頭の表彰式では、松尾道彦会長より退任した鹿児島県遊協の正吉浩前理事長ら6名(出席者5名)へ感謝状を授与、続いて沖縄県パチンコ・スロット協同組合の新垣善彦理事長ら26名へ表彰状が贈られた。挨拶に立った松尾会長は「我々遊技業界は、コロナ禍を経て減少し続けていた遊技人口がやっと増加に転じたものの、店舗数の減少には歯止めがかからない。今こそ手軽で快適に遊技できる環境を整備し、身近で手軽な大衆娯楽の原点に立ち“遊びの力で、心を元気に”を合言葉に、業界の存在意義を見つめ直しファン拡大に全力で取り組まなければならない」と語った上で、「九州・沖縄が一丸となって、業界をさらに盛り上げていきましょう!」と挨拶した。
続く来賓祝辞では、全日遊連の阿部恭久理事長が登壇。日本生産性本部が昨年発表したレジャー白書2025に触れ、ファン人口が前年比で約30万人増加したことについて「特にスマスロが市場を牽引する存在となっているが、一方でパチンコ市場は依然として厳しく、今後の回復が待たれる状況だ。地域の皆様から“この街にパチンコ・パチスロ店があって良かった”と言っていただける存在となり、今後もパーパスである“遊びの力で、心を元気に”のもと関係団体と連携しながら各種取り組みを推進して参りたい」と語った。
議案審議では「2025年度事業概況」や「2026年度事業計画(案)」など全7議案を審議し、全て可決承認された。第5号議案の役員選任では、鹿児県遊協の正吉浩前理事長に代わり同県遊協の手﨑朋彦現理事長が新たに副会長に選任された。なお、事業概況で伝えられた九州地区営業実態は以下の通り。
総会終了後の祝賀会は“〜ゆいまーる九州・沖縄の宴〜“と題し、沖縄の「うちなータレント」として大人気の「嘉数ゆり」さんによる司会進行でスタート。第一部では冒頭、特別来賓として駆けつけた沖縄県警察本部の伊澤和生本部長が祝辞を述べた。井澤本部長は「ぱちんこ・パチスロは身近で手軽な大衆娯楽として、多くの国民に親しまれるレジャーとして広く周知されている。沖縄県パチンコ・スロット協同組合におかれても、少年健全育成活動や県警察との防犯に関する協定の締結などに加え、昨年は警察庁長官と全国暴力追放運動推進センター会長が連盟で授与する“暴力追放功労団体表彰“を受けるなど、その功績に対し改めて敬意と謝意を表したい」と祝辞を述べた。
続いて社会貢献寄付金贈呈式では、はじめに松尾会長より沖縄県防犯協会連合会、暴力追放沖縄県民会議、沖縄被害者支援ゆいセンターへ、続いて副会長で沖縄県パチンコ・スロット協同組合の新垣善彦理事長より沖縄タイムス社、琉球新報社、琉球朝日放送、琉球放送、沖縄テレビへ寄付金が贈呈された。
第二部では、歓迎の挨拶として幹事県である沖縄県パチンコ・スロット協同組合の新垣理事長が壇上に立ち「皆様、ハイサーイ! ようこそ沖縄へ。この8年ぶりの沖縄開催を多くの方々にお喜びいただけるよう一年かけて準備した。沖縄発祥の全統空手や、沖縄の芸能文化である唄、そしてエイサーなど、沖縄を感じていただける余興も多数用意した。沖縄には“いちゃりばちょーれー”という言葉がある。これは一度会えば皆兄弟、一期一会のような意味もあるが、出会った人を家族のように大切にする沖縄の伝統的な考え方。本日の祝賀会が、いちゃりばちょーれーの場となり、九遊連のさらなる団結や皆様方の明日への活力となるよう、ここに一念申し上げたい」と沖縄ならではの明るい挨拶を述べた。
乾杯は、沖縄県浦添市の松本哲治市長の「かりーさびら(乾杯しましょう)」の発声に対し、会場中から「かりー!(乾杯)」の掛け声が一斉に響きわたり、盛大にスタート。会場には那覇市の市魚である「なはまぐろ」の試食ブースや泡盛ブースも設置され、多くの人だかりができた。また全統空手の実演や、島唄歌手の仲田まさえさんが沖縄の心と風景を紡ぐ5つの名曲を披露。最後はエイサーにより祝賀会場が一体となり、大盛り上がりのうちに幕を閉じた。











