P-WORLDアワード2025、パチスロ部門の「GOLD」を受賞したスパイキーにトロフィー贈呈
遊技日本2026年2月6日
ピーワールドが実施する「P-WORLD パチンコ&パチスロアワード2025」のパチスロ部門にて、「L 東京喰種」が最高評価の「GOLD」を受賞したことを記念し、受賞メーカーのスパイキーにトロフィーが授与された。
本アワードは、2024年11月1日から2025年10月31日までにリリースされた機種の中から、P-WORLDが独自の指標をもとに選出したパチスロ10機種をノミネート。その中から投票によって選出された。
開発担当者へのインタビューの主な内容は以下の通り。
――まずは、ユーザーとホールともに最多得票を集め、GOLD最高賞を受賞した感想をお聞かせください。
素直に嬉しいです。開発を20年ぐらいやっていますが、こんなに栄誉ある賞をいただいたのが初めてなので、この機種を開発して良かったと思います。
――ユーザーとホールともに「BITES」に代表されるゲーム性についてのコメントが目立ちました。「BITES」の自力感や期待感、緊張感、ひりつきといった要素を作り出すためにこだわった点、叩きどころでユーザーを引き込む工夫についてお聞かせください。
昨今のパチスロはゲーム性が複雑になってきて、下位ATだとか上位ATだとかいろんなハードルを超えないと出玉を得られないというのが多くなっています。その中で、負けている状態からでも「この台を打てば一発で逆転を狙える」「ここで一発仕留めれば…」というような、早めに良い状態に持っていけるというような要素を入れたくて「BITES」を考えました。
実際、「BITES」自体の出玉期待度はそこまで高くありません。ただ、2分の1を成功させるというのはパチンコの50%確変を5、6連させるというような感覚で多くのユーザーの中で体験としてあり、イメージしやすいのではないかと考えて作りました。AT中に普通に引けるリプレイや上段ベルをそのまま引けばいいという形は出来レース感やうさん臭さを感じにくく、「やれそうでやれない」「やれなさそうでやれる」という絶妙なバランスをユーザーは楽しんでくれているのだと思います。
――出玉の波や塊を評価するコメントも多く、ホールからは設定6の使いやすさに対する声もありました。ATの純増枚数やCZ・AT突入率など、このスペックを採用した狙いや、このスペックで進める際に苦労したポイントをお聞かせください。
「L 東京喰種」はやはり「BITES」が軸としてあります。「BITES」はユーザー体験からすると結構荒波だと感じている人が多いと思います。うまくいく時もあれば50枚で終わってしまうこともある。結構ピーキーなATなので、一度失敗してもまたチャレンジしてもらえるように通常時を打ちやすい設計にしました。本機は比較的高射幸の部類に入ると思いますが、プレイヤーの印象としてチャンスゾーンは当たりやすい、追いかけやすいイメージがあると思います。その辺りは意図して作りました。
本機のコンセプトとして、「ドラマティックなプレイヤー体験を作りたい」という狙いがありました。パチンコ・パチスロを打った時に、「どうやって当たった」「どういう出し方をした」ということを忘れてしまうことも多いと思いますが、記憶に残ようなゲーム性ができれば、それを思い出してもらって、また打ってもらえるというサイクルを作り出せるのではないかと考えました。「あの時に引けていれば勝てた」とか、「あの時の引きおかげで2,000枚出て勝てた」とか、記憶に残ると思うんです。それをうまく作り出せたのではないかと思っています。
――TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』という作品を最大限に活かした演出についても支持が集まりました。作品への思いや、演出を作り込む際にこだわった点をお聞かせください。また、本機の約2ヶ月後となる2025年4月に登場した「e 東京喰種」を見てどのように感じていましたか?
今となってはパチンコやパチスロに向いているという感じに見えていると思うのですが、初期の頃は演出を作るのが難しい印象もありました。世界観的に敵味方がはっきりしていないというのもありますし、そもそも遊技機においてバイオレンス表現等がNGなので、表現する際に意外と難しいと感じたところからのスタートでした。
あとは、コアなファンが多い作品なので、無理にパチスロっぽくせずにコアなファンの人たちも喜んでもらえるような見せ方ができればと考えて作りました。
演出面においては、「パチスロを打った後にアニメを見ました」というような声が上がることが一番の成功だと思っています。ですので、無理にすべてを詰め込むのではなく、まず、作品を見たことがない人に対して作品の魅力を一番伝えられる表現はどんな形だろうという考えがあり、その上でファンに対してはそのファンが期待しているところを裏切らないという形を模索しました。
また、金木 研と有馬貴将の初めての戦いは映像化していない部分で、そこをパチスロで映像化させていただけたというのは良かったと思います。出版社様からも、アニメや漫画の視聴者が増えているというお話を聞き、非常に手応えを感じました。
パチンコの「e 東京喰種」については、SISなどで見た際に「L 東京喰種」とともに1位になっていることがあり、同コンテンツが同時期にパチンコとパチスロでトップになっているのを初めて見たので、その時には感動しました。
――最後にユーザーとホールに向けて一言メッセージをお願いします。
今後のスパイキーの機械について、「L 東京喰種」以上のものをリリースしていくので、ご期待ください。
最高評価の「GOLD」を受賞した「L 東京喰種」