ニューギンが新戦略「A.P.Pプロジェクト」を発表、アニメIP軸に若年層ファン創出へ
遊技通信2026年1月19日
左からニッポン放送の吉田尚記アナウンサー、ニューギンの松永崇取締役と中村健執行役員
ニューギンは1月15日、東京・茅場町のニューギン東京ビルにて、アニメ版権を活用した新戦略「A.P.P(アップ)プロジェクト」のプレス発表会を開催した。本プロジェクトは、Animation(アニメーション)、Pachinko&Pachislot(パチンコ・パチスロ)、Play(楽しむ・遊ぶ)の頭文字を冠し、アニメIPと遊技機の融合によって新たな価値を創造し、若年層を中心とした新規ユーザーの創出とホールへの送客を最大化させることを目的としている。
冒頭に登壇した松永崇取締役(ニューギン研究開発本部長兼ライツ部長・エキサイト代表取締役)は、業界全体の閉塞感という課題に触れつつも、近年見られる若年層ユーザーの増加という明るい兆しを強調。「これまでパチンコ・パチスロに触れてこなかった層に向け、業界一丸となって楽しめる入口を整備すべき」と述べ、日本独自のレジャーであるパチンコ・パチスロとアニメがコラボレーションする価値を再定義し、業界を前進させていく決意を表明した。
続いて、中村健執行役員(ニューギン研究開発副本部長兼ゼネラルプロデューサー)が、新たな開発体制と機種戦略について説明を行った。
刷新のポイントとして「初期段階での企画監修の徹底」「スペックと演出のバランス改善」「“脳汁”演出の強化」「若年層を意識したデザイン改革」の4点を提示。特に、アニメ放送から時間を置かずに市場投入するスピード開発や、継続遊技を促す演出の追求を徹底する方針を示した。
この新体制の先駆けとなった『L無職転生~異世界行ったら本気だす~』では、近未来筐体「MIRAI-H」による新たな遊技体験が支持され、2024年導入のパチスロ機で初日稼働年間2位という極めて高い実績を記録。今後のラインナップとして、『eワンパンマン』『eリコリス・リコイル』『L陰の実力者になりたくて』『L魔法少女にあこがれて』『L時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』といった有力IPの展開も次々と明かされた。
発表会の後半には、アニメ界に精通するニッポン放送の吉田尚記アナウンサーをゲストに迎えたトークセッションが行われた。吉田氏は近年の「推し活」ブームや消費行動の変化を背景に、アニメIPを立体的に体験できる遊技機の可能性を「テーマパークに近い感覚」と評価。IPホルダーと遊技業界の双方が相乗効果を得られる取り組みとして期待を寄せた。同社は今後、これらの強力なコンテンツ群と進化した開発体制を武器に、遊技体験の再構築と市場の活性化を牽引していくとしている。