ニューギンが「A.P.Pプロジェクト」始動、アニメ×遊技で若年新規層創出へ
グリーンべると2026年1月16日
ニューギンは1月15日、都内中央区のニューギン東京ビルで「A.P.P(アップ)プロジェクト」発表会を開催した。このプロジェクトは、アニメーション(Animation)、パチンコ・パチスロ(Pachinko&Pachislot)、楽しむ、遊ぶ(Play)を軸に、アニメIPと遊技の新たな関係性を構築し、若年層ファンの新規創出に繋げることが狙いだ。
会の冒頭、ニューギン取締役で研究開発本部長兼任ライツ部部長・エキサイト代表取締役の松永崇氏が登壇し、これまで遊技に触れてこなかった層に向け、業界全体で「体験の入口」を整備する必要性を強調。その一環として、今回のプロジェクトを始動させたことを明らかにするとともに、アニメとコラボレーションできる日本独自のレジャーとしてのパチンコ・パチスロの価値を再定義する必要性を訴えた。
続いて、ニューギン執行役員研究開発副本部長兼任ゼネラルプロデューサーの中村健氏が、新たな開発体制について説明した。開発体制刷新のポイントとして、①初期段階での企画監修の徹底、②スペックと演出のバランス改善、③“脳汁”を意識した映像・サウンド演出の充実、④若年層を意識したデザイン改革の4点を提示。部門横断でのチェック体制を敷くことで、開発スピードと商品完成度の両立を図るとした。こうした取り組みは、昨年末に導入された『L無職転生~異世界行ったら本気だす~』でも高い成果を上げたという。
会の後半では、アニメ・サブカルチャーに精通するニッポン放送アナウンサーの吉田尚記氏がゲストとして登場した。吉田氏は、若年層を中心にアニメ視聴が日常化している現状や、推し活を伴う消費行動の広がりを紹介し、アニメIPを“立体的に体験できる場”としてパチンコ・パチスロが有する可能性を指摘。「2次元の体験が3次元になる感覚は、テーマパークに近い」と語り、IP側・遊技側双方にとって価値のある取り組みだと評価した。
今後同社では、アニメIPとコラボした遊技機を中心に、新規若年ファン層の創出と遊技体験の再構築を目指す方針。同プロジェクトが今後どのような形で市場に展開されていくのか、その動向が注目されるところだ。