史上最高傑作の「なく頃に」シリーズ|オーイズミ
アミューズメントジャパン2025年12月2日
オーイズミは11月26日、都内のパセラリゾーツ渋谷(渋谷区)で『Lパチスロ うみねこのなく頃に2』のプレス発表会を開催した。
本機は「REAL A+」プロジェクトの第3弾。『パチスロひぐらしのなく頃に祭2』からボーナス合算確率アップ、CZ周期ゲーム数200G固定、新要素「魔女状態」を搭載し、リアルボーナス+完走型ART機の「パチスロ うみねこのなく頃に」がスマスロで復活した。
発表会冒頭の挨拶に登壇した特機部の兼本孝昌部長は、「『うみねこのなく頃に』としては11年ぶりのリリース。製作期間は5年と弊社のパチスロ開発の歴史をすべて注ぎ込んだというほど、妥協なく作り上げた弊社史上最高レベルのパチスロと申し上げても良い仕上がりになっている。市場のパチスロの多くがAT機という中で、弊社はノーマルタイプ、またBT機のような、リアルボーナスにこだわったゲーム性の面白さを追求した機種開発に今後も注力していく」と本機の出来に自信を見せていた。
続いて登壇した特機部の山中渓太郎氏が機種を説明。ファンにはおなじみの打ち方、新たに搭載されたゲーム性などを余すとこなく紹介した。
通常時は、中リール青7を狙う「うみねこ打ち」、中リール枠下に白7を狙う「ひぐらし打ち」のほか、シリーズ機を初めて打つユーザーに優しい「順押し手順」という打ち方を用意。初心者でもボーナスのカギを握る一枚役を簡単に奪取できる。
ボーナスは「黄金郷BONUS」(最大202枚)、「WITCH BONUS」(最大160枚)というBBと「REGULAR BONUS」(最大56枚)の3種類。ボーナス消化後は「幻想空間」に突入する。ここでは小役や2択ナビ正解で「真実ポイント」を獲得し、回避ナビ率アップを目指す。100%になればARTストック。回避ナビ率に応じて、2択ナビ失敗後に突入する「運命分岐モード」の転落回避ナビが発生する。
「運命分岐モード」は、ART突入か転落かというシリーズ代名詞のCZ。「中を押せ!」発生時に中リール中段にベルが止まればART突入、リプレイ停止で転落のピンチとなる。ベルが止まった際は、左右どちらのボタンから押すかで運命が決まる。右リールから止めれば、左リール中段に白7ビタ押し成功で必ず50GのARTを獲得。左リールから止める場合は、約75%で50GのARTを獲得できる。左右どちらから押して失敗時は30GのARTとなる。「運命分岐モード」中にチェリーを引くことができれば、90GのART突入のチャンスだ。
純増枚数約1.0枚/Gの「幻想論戦」は完走型のART。ART中は液晶左の「蝶ランプ」の色の変化やストーリーのステージがアップするほどボーナス期待値が上昇する。ラスト5Gで「論戦演出」に発展し、演出成功でボーナス、失敗で「運命分岐モード」に移行するというゲーム性だ。
また今作から搭載された「魔女状態」にも注目。「絶対の魔女」突入時は「運命分岐モード」中の2択ベル・転落リプレイを完全ナビ、「奇跡の魔女」突入時は回避ナビ率の上乗せや2択ベルの一部でARTをストックする。またこの二つが交わる「絶対奇跡の魔女」も搭載しており、ART大量ストックのチャンスとなる。さらに次回ボーナスまで継続する無限ART「無限の魔女」も搭載。初回突入時は、ボーナスに当選しても「無限の魔女」が継続する「エンドレス状態」となる。
全国のホール導入は2026年2月2日からを予定している。
専用機を使用した
「全国頃にスト選手権」を開催
機種説明終了後には特機部の藤岡大介氏が登壇し、「全国頃にスト選手権」の開催を発表。東日本エリアと西日本エリアに分かれ、全国のパチンコ・パチスロゲームセンターやバーなどに、本機の「頃にスト選手権専用機」を設置。12月1日から14日までの期間で予選を実施する。ビタ押しの精度がポイントにつながり、各エリアのポイント上位4人が1月21日にオーイズミ東京支店で開催される決勝大会に進出するという企画。優勝者には優勝賞金123万円が贈られる。詳細は公式ホームページをチェック。
また発表会終了後には、舞台「うみねこのなく頃に」の右代宮戦人役・川隅美慎さん、古戸エリカ役の遥りささんが登壇。2人が「うみねこのなく頃に」について語る「うみねこトーク」で、原作やキャラクターへの想い、本機への期待などを語ってくれた。
【Lパチスロ うみねこのなく頃に2】
▼ボーナス確率:約1/189(設定1)~約1/167(設定6)
▼出玉率:現在調査中
文=アミューズメントジャパン編集部