藤商事 中間決算は営業損失37.5億円、パチンコ機販売台数は2.2万台にとどまる
遊技日本2025年11月11日
藤商事が11月7日、2026年3月期第2四半期の連結決算を発表。売上高88億51百万円(前年同期比64.8%減)、営業損失37億53百万円(前年同期は営業利益57億25百万円)、経常損失36億21百万円(同経常利益58億33百万円)、純損失29億97百万円(同純利益38億9百万円)の赤字で着地した。パチンコ機販売台数が前年同期比58.6%減の2.2万台にとどまり、パチスロ新機種の販売も無かったことから、売上高、各利益が減少した。
パチンコ機は、新規タイトルとして「e一方通行 とある魔術の禁書目録」「e女神のカフェテラス」の販売を開始し、前連結会計年度に発売した「P痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。」が本格的に導入開始された。また、前期に発売したシリーズ機種などを継続販売したが、累計販売台数は22,148台にとどまり、前年同期からは41,390台減少。売上高は88億50百万円(前年同期比58.1%減)となった。なお、パチスロ機の新機種の発売はなかった。
2026年3月期の連結業績予想は前回発表値から変わらず、遊技機販売台数をパチンコ機5.8万台、パチスロ機2.8万台とし、売上高365億円(対前年同期比5.5%増)、営業利益31億円(同2.9%減)、経常利益32億円(同6.1%減)、純利益22億円(同14.3%減)を見込んでいる。