藤商事、中間期は大幅減収減益 パチンコ販売2.2万台にとどまる
グリーンべると2025年11月10日
藤商事は11月7日、2026年3月期第2四半期(中間期・2025年4月~9月)の連結決算を発表した。売上高は88億5,100万円(前年同期比64.8%減)、営業損失は37億5,300万円(前年同期は営業利益57億2,500万円)、経常損失は36億2,100万円(同経常利益58億3,300万円)、純損失は29億9,700万円(同純利益38億900万円)となった。
今期は、パチンコ新機種『e一方通行 とある魔術の禁書目録』(6月発売)、『e女神のカフェテラス』(7月発売)の2タイトルを投入。さらに、前期発売の『P痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』が本格的に導入開始された。しかし、販売台数は2.2万台(前年同期比58.6%減)にとどまり、業績を押し下げた。なお、パチスロ遊技機の新機種発売はなかった。
下期は、パチンコで『e地獄少女7500Ver.』の投入を予定しているほか、スマスロ分野で『スマスロ とある科学の超電磁砲2』の導入を計画。通期ではパチンコ5.8万台、パチスロ2.8万台、合計8.6万台の販売を見込む。上期の販売実績は2.2万台にとどまり、通期計画(8.6万台)に対する進捗率は25.8%だった。
通期業績予想は、売上高365億円(前期比5.5%増)、営業利益31億円(同2.9%減)、経常利益32億円(同6.1%減)、純利益22億円(同14.3%減)を見込む。業績予想に変更はない。