SANKYOの26年第1四半期決算は増収増益 パチンコ機販売台数が大幅増
遊技日本2025年8月8日
SANKYOは8月7日、2026年3月期の第1四半期決算を発表。連結業績は売上高551億85百万円(前年同四半期比30.7%増)、営業利益238億51百万円(同38.1%増)、経常利益243億91百万円(同38.8%増)、純利益174億47百万円(同39.5%増)となった。パチンコ機販売台数が伸びたことで、前年同四半期比で増収増益となったほか、各セグメントも計画に沿って順調に推移した。
パチンコ機関連事業においては、新規タイトルとして「フィーバーうたわれるもの」「eフィーバー彼女、お借りします」「e 東京喰種」の3タイトルを市場投入したほか、リユース等4タイトルを販売し、販売台数は79,361台(前年同四半期比98.2%増)と大幅に伸長。売上高367億12百万円(同105.5%増)、営業利益176億44百万円(同117.3%増)の増収増益となった。
パチスロ機関連事業の売上高は150億37百万円(同9.5%減)、営業利益76億86百万円(同21.0%減)。新規販売タイトルは「Lパチスロ 機動戦士ガンダムSEED」の1タイトルのみだったが、長期稼働中の「パチスロ からくりサーカス」「Lパチスロ かぐや様は告らせたい」の増産を行い、販売台数は35,575台(前年同期比1.2%増)となった。
補給機器関連事業は、売上高33億37百万円(前年同四半期比56.0%減)、営業利益2億33百万円(同61.1%減)。
通期業績予想は前回発表値からの修正はなく、販売台数をパチンコ機23万台、パチスロ機13.2万台とし、売上高1,850億円(前期比3.6%減)、営業利益630億円(同14.4%減)、経常利益640億円(同14.2%減)、純利益440億円(同18.5%減)を見込んでいる。