ダイナム、全国の子ども食堂に8,000食超を寄贈 三陸・常磐産食材で復興支援も
グリーンべると2025年7月25日
ダイナムは、創業月間となる7月に、全国37都道府県の子ども食堂87施設へ総額約136万円相当(8,078食分)の「三陸・常磐もの」食材を寄贈した。地域貢献とともに、東日本大震災の被災地支援を兼ねた取組みとして注目される。
食材の調達は、官民連携プロジェクト「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」を通じて行われた。同プロジェクトは、東日本大震災からの本格復興を目的に、三陸・常磐地域の水産物の魅力発信と消費拡大を推進している。
提供されたメニューは、「さんまフライ」「しらすコロッケ」「ブリの甘酢あんかけ」「サバ味噌煮」の4品。いずれも同地域で水揚げまたは加工されたもので、冷凍保存により食堂側の任意のタイミングでの提供が可能だ。寄贈にあたっては各施設の要望をもとに品目と数量を決定し、ダイナム従業員が調理補助やイベント運営などもサポートした。
ダイナムは2023年2月に「魅力発見!三陸・常磐ものネットワーク」に加盟して以来、社員食堂でのメニュー提供などを通じて支援を継続。また同社では震災発生以降、宮城・岩手・福島の3県に対し、10年間にわたって累計8億9,562万円を超える寄付を実施してきた。
今回の取組みは8月以降も継続予定。ダイナムは今後も地域社会との共生を軸に、地域の発展と復興支援に資する活動を継続していく方針だ。