全日遊連が通常総会、業界パーパスの実現を目指し邁進
遊技日本2025年6月25日
全日遊連は6月16日、都内千代田区のホテルニューオータニにて第34回通常総会を開催した。
総会は47会員中、44会員が出席し成立。議事では事業報告など全7議案を満場一致で可決承認し、役員の補充選任の件では新たに澤田修宏理事(富山県遊協理事長)、中村尚秀理事(滋賀県遊協理事長)、杉本潤明理事(京都府遊協理事長)が選任された。
冒頭、理事長代行を務めた平川容志副理事長は、阿部やすひさ理事長の挨拶文を代読。阿部理事長は、遊技人口減少に歯止めがかからない現状について、その最大要因は誰もが安心して楽しく遊べるホール営業環境が十分に整備されていないことにあると指摘した。「私たちホール営業者は大衆娯楽の原点に立ち返り、パチンコ・パチスロの魅力を今一度見つめ直し、社会に開かれた健全な産業としてより多くの方に認知と理解を得る取り組みを進めていかなければならない」と述べ、各種ガイドラインにも触れながら「これらの取り組みを最大限に活かし、休眠ファンの呼び戻しや新規ファンの獲得に繋げるとともに、『この街にパチンコホールがあって良かった』と地域の皆様に思っていただけるよう、業界パーパスの実現を目指し、全国の皆様と邁進していく」と決意を語った。
当日は議事に先立ち表彰式を行い、退任理事や事業振興への貢献が高かった傘下組合に感謝状を授与した。