遊運協が第25回通常総会開催、谷理事長を再任
グリーンべると2025年6月17日
遊技機運送協同組合(遊運協)は6月11日、第25回通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で、谷直人理事長を含む全役員を再任した。谷理事長は2期目となる。
挨拶した谷理事長は、いわゆる“2024年問題”に言及し、行政やホール団体、メーカー団体などの協力により、物流に大きな混乱を生じさせることなく乗り越えたと報告。また、「課題はなお山積しているが、新執行部一同、一層の精進を重ねていく」と抱負を述べた。
2025年度の事業計画には、業界で進行する書類の電子化対応として、同組合では、「運送管理票の電子化」が該当するとしたものの、附帯業務の増加に繋がることから慎重に話を進めていく方向性を確認。また、引き続き経営の健全化に向けた組合員同士の相互理解を盛り込むなどした。
来賓として登壇した東京都中小企業団体中央会支援課兼情報課の鈴木晋作課長は、組合活動の意義を強調。「中小企業・小規模事業者にとって、協同組合は課題解決に向けた有効な連携の場」と述べ、中央会としても引き続き支援していく考えを示した。
懇親会では、竹島事務所の竹島敏幸氏が乾杯の挨拶。労働時間規制や労務管理の変化に触れながら、「より良い会社づくりを目指してともに前進しよう」と呼びかけた。