| P-WORLDとは | ご利用案内 | 会社案内 |
パチンコ店情報 機種インデックス 求人インデックス

パチンコ業界ニュース

ダイコク電機がMIRAIGATE 2025展示会「FINDOOR」&SISセミナー、今後の業績向上策を提案 遊技通信2025年6月12日

ダイコク電機は6月4日と5日、東京都内の品川プリンスホテルで新製品展示会& DK-SISセミナー「MIRAIGATE 2025」を開催した。この展示会セミナーは両日までに名古屋会場、福岡会場、大阪会場でも行われた。

冒頭に挨拶した栢森雅勝代表取締役社長は、スマート遊技機時代への移行対応、深刻化する人手不足の問題、ファンに伝わる集客手法の見直しなど悩みが尽きない状況だが、同社からの提案であるこの展示会セミナーで何か一つでも持ち帰ってほしいと述べた。

セミナーは午前・午後の2部制で行われ、同社MGコンサルタント陣が日毎に2氏ずつ登壇。4円パチンコは収益の軸、20円パチスロは集客の軸と役割が大きく二分され、4円パチンコより20円パチスロの設置台数が多くなっていることなどDK-SISでみる業界動向を紹介した上で、①停滞局面に入っている20円パチスロの打開策、②4円パチンコの早急な回復手法について解説した。

①については、まず20円パチスロ内で台数シェアが50%超になったスマスロの機種選定(見極めポイント)を紹介。「導入初日の17時稼働率(MIRAIGATEモバイルデータ)75%以上」「SIS新聞初登場日の遊技時間(DK-SISデータ)9:30以上」「2週目平日初日の遊技時間維持率(DK-SISデータ)85%以上」を基準に評価し、スペック面では「モード1のMY単価950以上」に着目することを推奨した。

2つ目のポイントとして、20円パチスロと4円パチンコの設置台数のシェアバランスと活用面について提案。4円パチンコよりも20円パチスロの設置台数が多い店舗が業績向上しやすい傾向を踏まえた上で、4円パチンコを玉粗利0.30円未満で適正管理するとファンの回遊率が上がり、20円パチスロのアウトの伸びが見込めるとした。

②については、まず4円パチンコ内でスマパチの設置台数シェアが大きくなるほど好業績になっている傾向を示した上で、スマパチの「残存率」(現設置台数/購入台数)に着目した管理手法を紹介。残存率が高くなるとスマパチのシェア拡大につながるとして、残存率を高めるための機種活用を提案した。

人気機種でもアウトが落ちれば減台を余儀なくされるため、長期貢献の可能性が高いスマパチ機種については、途中で辛い活用をせずに甘めの活用を継続することでアウトの維持と残存率の向上が見込め、結果的に4円パチンコの業績向上につながるとした。

また、スマパチのシェア拡大のもう一つのメリットとして低価貸し業績への影響を解説。今後のスマパチはLT3.0プラスによって自ずとシェア拡大する見込みがある中、先行して5円パチスロにスマスロを増設して業績向上した事例と同様のことが1円パチンコでも起こる可能性があることを紹介した。

さらに、4円パチンコの適正活用をするための原資として、低価貸しパチンコの管理の見直しについても提案。低価貸しパチンコの管理は、高単価機種を低めにして低単価機種は高めにする活用へと見直し、例えばパチンコで玉粗利0.01円を変化させる場合には4円パチンコよりも1円パチンコで行った方が効果があるとした。

展示会場では、目玉となる3つの新製品『BiGMO XCEL』『TJ-01 』『サイトセブンFAN+(ファンタス)』を展示した。

 『BiGMO XCEL』は、圧倒的な存在感を放つ21.5インチ縦型配置液晶パネルを搭載。画面下部に遊技データを表示しながら、画面上部に出玉演出を表示することによって島内を回遊するファンに出玉感を伝えることができる。また、画面上部には機種スペックを一目で表示できるPOP自動表示機能も搭載した。

また『TJ-01 』は、ファンの使いやすさにこだわったシームレスセルフPOS。従来のワンストップセルフカウンタと異なり、精算機とPOS端末を一体化して一つの端末で操作できるようにし、ファンの操作をサポートする機能も搭載した。

さらに新サービス「サイトセブンFAN+(ファンタス)」は、業界初のホールマーケティングAIエージェント。サイトセブンにある膨大な台データ、顔認証データや遊技データなど様々なデータを学習させたAIを使ったホール集客支援サービスとなっている。公式LINEで多くのファンに情報を届け、その中のコンテンツ「デダスコ」は対象ホールの出玉状況をサイトセブンAIがスコアリング。アピールしたい出玉状況をファンにわかりやすく伝え、新規ファンの獲得に加えて自動的な常連客育成もしてくれる。

各記事のタイトル・本文・写真などすべてのコンテンツの著作権は、株式会社ピーワールド、またはそれぞれの配信社に帰属します。掲載されている情報を許可なく、複製・転載・引用などを行うことは法律によって禁止されています。

PR

パチンコ業界の社会貢献

P-WORLD P-WORLDに掲載の記事・情報・写真の無断転載を禁じます。
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。