星山理事長が3期目へ 組合名称も変更|千葉県遊協
アミューズメントジャパン2025年6月11日
千葉県遊技業協同組合は6月6日、千葉市内の京成ホテルミラマーレで通常総会を開催。役員改選で星山聖達理事長を再任した。
星山理事長は冒頭の挨拶で、3月21日にギャンブル等依存症対策推進基本計画の変更が閣議決定されたことに触れ「これまで業界で行ってきた依存対策への取り組みが高く評価されており、現在の取り組みを引き続き向上させることとなっている」と述べた。また「業界がエビデンスに基づく情報発信や誤解、デマを目にした際に速やかに訂正・是正を求めてきた結果、今回の推進基本計画の変更はオンラインカジノと公営ギャンブルのオンライン購入に主眼を置いたものとなった」とし、「今後も業界が果たすべき責任をしっかりと果たしながらも、過度な、そして不当な負担を負うことがないよう、社会に正しく認識してもらうための取り組みを行っていきたい」とした。
総会では全12議案を審議し、すべて原案通り可決承認した。第8号議案「組合名称の変更について(案)」の可決により、組合名称を「千葉県遊技業協同組合」から「千葉県パチンコ・パチスロ店協同組合」に変更。変更理由として、「パチンコ・パチスロ業の組合としての認知度が低く、誤った認識も散見される。当組合が遊技業の中でもパチンコ・パチスロ店を経営する事業者で組織されていることが一目瞭然で、社会的認知組を向上させる必要がある」と説明した。
来賓として臨席した千葉県警察本部生活安全部の西村幸夫部長は、地域防犯活動などへの貢献に感謝を述べた上で、自己申告・家族申告プログラムの推進やのめり込みに起因した車内放置防止などの引き続き協力を求めた。
文=アミューズメントジャパン編集部