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兵庫県遊協が総会、新名称「兵庫県パチンコ・パチスロ協同組合」へ、定款の一部変更を承認 遊技日本2025年6月2日

兵庫県遊協は5月29日、神戸市中央区のクラウンパレス神戸において第57回通常総会を開催。当日は、併せて兵庫県遊連68回定時総会、兵庫県遊防46回定時総会も開催された。

総会は組合員数116名のうち出席者22名、委任状58名の計80名で過半数を超えて成立。冒頭、挨拶に立った平山龍一理事長は「昨年はコロナ禍明け以降に景気が回復基調だとされているものの、我々業界はまだまだ厳しい経営環境下にあり回復には程遠い。“遊びの力で、心を元気に“というパーパスの元、皆様とともに業界の発展に尽力していきたい。令和7年3月21日、ギャンブル等依存症推進基本計画の変更が閣議決定したが、中心は公営競技のオンライン化への対応強化、オンラインカジノの取り締まりや違法性の周知、宝くじにおける取り組みの推進ではあるが、パチンコについても、のめり込み防止の推進や自己申告・家族申告プログラムの周知強化などがある。具体的な取り組みについては全国理事会で示されることとなるが、IRカジノ開業を控えギャンブル依存症問題が再燃することは必至で、パチンコ・パチスロがカジノの対策と比較され、取り組みの不足を指摘される可能性は大いにあり得る。IRは大阪で開業されるが大阪だけの問題ではない。兵庫県としても各種の活動促進に取り組み、遊技客の減少など厳しい状況に対しても中長期的な展望に立った施策を講じ、業界発展のために努力して参る所存」と決意を示した。

来賓祝辞では、公務中により出席の叶わなかった兵庫県の齋藤元彦知事に代わり、兵庫県県民生活部の田中序生県民生活部長が登壇。「貴組合では、はぁ~とふるふぁんどを通じたボランティア団体等への支援や、車いすを積載できる兵庫県はぁ~とふる福祉号の寄贈など、地域の安全まちづくり活動への支援に取り組んでこられたことに敬意を表する。さて、阪神淡路大震災から30年、今年1月17日に開催した“ひょうご安全の日“の集いには天皇皇后両陛下にご臨席を賜り、一丸となって成し遂げた兵庫の復興に、心からの労いのお言葉をいただいた。国内外で自然災害が頻発・激震化する今、この経験を継承し、そして災害に強い街づくりに力を貸していただき、引き続きご支援、ご協力を賜りたい」と知事の祝辞を代読した。

続いて、兵庫県警察本部生活安全部の沢田義雄部長の代読で兵庫県警察本部生活安全部保安課の中筋祐治調査官が壇上に立ち「青少年の健全育成、暴力団の排除活動、違法オンラインカジノ防止の啓発活動など警察業務のご支援とご協力を賜り、御礼を申し上げる。また皆様方におかれては、安心パチンコ・パチスロアドバイザー制度や自己申告・家族申告プログラムの普及をはじめとする依存症問題の解消に向けた諸対策を強力に推進されている。これからも業界の先頭に立って一致団結し営業の健全化に取り組み、身近で手軽な大衆娯楽として発展していくことを期待している」と述べた。

さらに組合事務局永年勤続事務員の表彰が行われた後、議事審議へ。議事では全8議案が上程され、全て原案通り可決承認された。第4号議案では組合定款の第2条「本組合は、兵庫県遊技業協同組合と称する。」の部分について「本組合は、兵庫県パチンコ・パチスロ協同組合と称する。」へ定款の一部を変更することが上程された。

名称変更の必要性について平山理事長は「昭和43年の組合設立当初から我々は“遊技業“という文言に慣れ親しみ、組合の名称にも長く使用してきたが、近年の娯楽産業の多様化により遊技業がパチンコ・パチスロを業とするものであるとする一体性に欠けている、と思われる。また様々な支援活動を行うにあたっても、現在の名称では支援だけが一人歩きし、肝心のパチンコ・パチスロの組合が支援しているという実態が置き去りにされている懸念もある」と説明。第4号議案は中小企業等組合法により出席者の3分の2の賛成で可決するところ、議決権総数103名に対し賛成98名で可決され、名称を新たに「兵庫県パチンコ・パチスロ協同組合」とすることが承認された。今後、各種手続きを経て正式に名称が変更される。併せて「兵庫県遊技業組合連合会」も「兵庫県パチンコ・パチスロ組合連合会」へ、「兵庫県遊技業組合防犯協力会」も「兵庫県パチンコ・パチスロ組合防犯協力会」へ名称が変更となる。

総会終了後には、懇親会も盛大に開催された。

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