| P-WORLDとは | ご利用案内 | 会社案内 |
パチンコ店情報 機種インデックス 求人インデックス

パチンコ業界ニュース

三重県遊協が通常総会、権田理事長が再任 遊技日本2025年5月23日

三重県遊協は5月20日、津市のホテルグリーンパーク津にて第64回通常総会を開催。総会は組合員数が19名のうち出席16名、委任状3名の計19名により有効に成立。令和6年度事業報告や令和7年度事業計画など5議案が上程され、全て滞りなく承認可決した。任期満了に伴う役員改選では権田清理事長を再選した。

総会に先駆け贈呈式および助成式が行われ、贈呈式では権田理事長よりフリースクールの三重シューレに対し運営支援金の寄贈(目録)、三重県防犯協会連合会に対し防犯や防災の啓発物品の寄贈(目録)、依存問題対策に協力する特定非営利活動法人三重いのちの電話協会に対し助成金内定証書が交付された。あわせて特定非営利活動法人ギャンブル依存症家族の会・問題を考える会からは、当組合に対して活動啓発品が贈呈された。

冒頭、挨拶に立った権田理事長は遊技業界を取り巻く環境について、今後も厳しい経営環境下での営業になると予測しているものの、遊技性が期待できる新たなスペック性能を普及した話題機の導入が多数見込まれているとした上で、「依存問題対策に真摯に向き合う姿勢を堅持していかなければならない。2030年の大阪IRの開業、違法オンラインカジノなど一部ではギャンブル依存によるものと声が上がっている。遊技業界はギャンブルではなく、人の生活に欠かすことのできない娯楽を提供している業界であるという本質を忘れることなく、広告宣伝をはじめ的確な依存対策を行うなど、ギャンブルとは一線を画す必要がある」と業界課題を述べた。さらに、継続的な社会貢献は地域の繁栄、ひいては業界の繁栄にも繋がるとして積極的な活動を呼びかけ、「昨年から地産地消の精神に基づいて、三重県の物産を提供するファン感謝デーを開催した。経費や景気を地域に循環させ、業界の理解者を獲得していきたい」と意気込みを語った。

総会には自民党三重県連の中嶋年規幹事長、また三重県警察本部生活安全部の須川洋幸首席参事官、三重県警察本部生活安全企画課の坂﨑博調査官らが来賓として出席。中嶋幹事長は社会貢献活動や自治体への支援に謝意を示し、「娯楽によって我々の人生は豊かになり、その中でぱちんこは多くの喜びを与えていただいている。店舗では多くの経営課題があり、厳しい経営環境下で様々な声を聴かせていただく中で、我々も皆様の経営の支援をしていきたい」と挨拶。

続いて壇上に立った須川首席参事官も同様に、防災や災害対策のための取り組みや社会福祉施設への支援活動を高く評価し、「業界ではギャンブル等依存症対策推進基本計画に基づいた各種取り組みが進められ、貴組合でも広告宣伝ガイドラインに沿った運用が図られている他、自己申告・家族申告プログラムといったアクセス制限の導入なども積極的に推進されており、今後も同プログラムの実行性の確保に向けた取り組みを進めていただきたい。警察でも申請書類の統一化やぱちんこ営業店への現地確認を抽出して実施するなど、業界への負担軽減に取り組んでいるところ。業界の意見や要望に耳を傾けつつ、正常な風俗環境の保全に努めてまいりたい」と祝辞を述べた。

講話終了後には、全日遊連の「阿部やすひさ」理事長のビデオレターが放映されたほか、全日本遊技産業政治連盟の千原行喜副会長、回胴遊商の大饗裕記理事長も会場へ駆けつけ、遊技業界のこの夏へ向けた取り組みなどについて講演が行われた。

※回胴遊商理事長の大饗(おおあえ)の「あえ」の字は、正しくは上が「郷」ですが、ご覧の環境によっては正しく表記されない場合があります。

各記事のタイトル・本文・写真などすべてのコンテンツの著作権は、株式会社ピーワールド、またはそれぞれの配信社に帰属します。掲載されている情報を許可なく、複製・転載・引用などを行うことは法律によって禁止されています。

PR

パチンコ業界の社会貢献

P-WORLD P-WORLDに掲載の記事・情報・写真の無断転載を禁じます。
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。