三重県遊協が通常総会を開催、権田理事長を再任
グリーンべると2025年5月21日
三重県遊協は5月20日、ホテルグリーンパーク津で「第64回通常総会」を開催した。
冒頭、権田清理事長は今後も厳しい経営環境が続いていくと前置きをしたうえで、「遊技業界はギャンブルではなく生活の中で欠かすことのできない娯楽を提供しているという本質を忘れることなく、節度ある広告宣伝をはじめ、的確な依存対策を行うなど、ギャンブルとは一線を画していく必要がある」と述べ、依存対策をより一層推進していく必要性を強調した。
来賓からは三重県警察本部生活安全部の須川洋幸首席参事官が祝辞を披露。広告宣伝ガイドラインの適正運用、自己申告・家族申告プログラムの導入促進など、実効性の高い依存問題対策の推進を要請した。最後に「パチンコは非常に多くの方が興じる大衆娯楽。引き続き健全な娯楽として認知されるための取り組みをより一層、推進していただくことを期待している」と述べた。
議案審議では上程議案を全て可決承認。任期満了に伴う役員改選では権田理事長を再任した。また、議案審議に先立ち、県内3団体への贈呈式を実施。三重県遊協から3団体に対し、活動支援金や啓発物品、助成内定証などが贈呈されたほか、同組合に向けては依存問題対策の一環として利用できる啓発物品が贈呈された。