平和 26年3月期決算は売上高7％増、営業利益18％増、26年3月期は大幅な増収増益となる見通し
遊技日本2025年5月14日
平和が5月14日に発表した2025年3月期の連結決算は、売上高1458億67百万円（前期比7.0％増）、営業利益276億90百万円（同18.2％増）、経常利益213億32百万円（同6.2％減）、純利益130億64百万円（同21.4％減）だった。
遊技機事業の売上高は454億99百万円（前期比13.3％増）、営業利益は118億円（同71.4％増）。パチンコ機は「Pルパン三世 ONE COLLECTION」、「P戦国乙女7 終焉の関ヶ原」等を発売し、販売台数55,207台（前期比26,408台増）、パチスロ機は「L ToLOVEるダークネス」、「Lルパン三世 大航海者の秘宝」等を発売し、販売台数50,979台（前期比14,455台減）となった。パチスロ機の販売台数が減少したものの、パチンコ機の販売台数が増加したことにより増収、利益率の高いパチンコ機のゲージ盤販売が増加したことや、リユースによる売上原価低減の取り組み等により、増益となった。
ゴルフ事業の売上高は1003億67百万円（前期比4.3％増）、営業利益184億50百万円（同4.2％減）。売上高については、来場者数の増加と顧客単価上昇、新規にゴルフ場を取得したこと等により、増収となった。利益面については、各種原材料価格や水道光熱費の高騰、賃上げによる人件費の増加等の影響、2025年1月にアコーディア・ゴルフの親会社であるPJC Investments（現 アコーディア・ゴルフホールディングス）の全株式取得に伴うアドバイザリー費用等を計上したことにより、減益となった。
2026年3月期の通期連結業績は、ゴルフ事業においては、アコーディアグループを連結業績が反映されることにより、大幅な増収増益となる見通し。遊技機事業においても、パチンコ機新規5タイトル、7万台、パチスロ機新規7タイトル、8万台の販売を予定しており、増収増益となる見込み。売上高2959億円（前期比102.9％増）、営業利益580億円（同109.5％増）、経常利益478億円（同124.1％増）、純利益231億円（同76.8％増）と過去最高益を更新すると予想している。
