東京都遊協が定例理事会、2025年度重点推進項目(案)を決議
遊技日本2025年3月28日
東京都遊協は3月27日、都内新宿区の遊技会館で3月定例理事会をリモートとの併用で開催した。
冒頭、壇上に立った阿部恭久理事長は「本年度最後の理事会となるが、業界は問題も課題も山積している。業界をより良い方向へ進めていくためにも、皆様のお力と努力をお借りするためにも忌憚のない意見をいただきたい」と挨拶。
理事会では、2025年度重点推進項目(案)について、2024年度重点推進項目からの修正部分を説明。「改刷対応等、環境の変化への適切な対応と実践」や「スマート遊技機を含めた遊技機に対する改善及び要望」など昨年度中に一定の推進があった項目を削除した他、「遊技機の不公正と思われる販売に対する取組み」など新たに取り組む推進項目が追加されたうえで上程。全会一致で決議した。
委員会からの報告事項では、総務委員会より各単位組合において新年度から組合長(理事)の異動があった場合の速やかな報告をお願いした。機械対策・青年部会からは、2月27日に実施された全国遊技場青年部交流会の開催結果について報告があった。また、内閣官房ギャンブル等依存症対策推進本部事務局が策定した「ギャンブル等依存症対策推進基本計画」の変更点についても説明。公営競技のオンライン化や違法なオンラインカジノなど、ギャンブル等依存症の問題がこうしたジャンルへシフトしつつある現状に合わせ変更点について説明した。