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多様な営業を実現するためにガイドラインの活用を|北海道遊技産業合同賀詞交歓会 アミューズメントジャパン2025年1月30日

北海道遊技事業協同組合、日本遊技関連事業協会北海道支部、北海道遊技機商業協同組合、回胴式遊技機商業協同組合北海道支部の4団体は1月24日、ANAクラウンプラザホテル札幌で北海道遊技産業合同賀詞交歓会を開催。300人以上の業界関係者が参列した。

冒頭に行政講話を行った北海道警察本部生活安全部保安課の小島博之管理官は、「自己申告・家族申告プログラムの導入や新聞の折り込み広告にのめり込み防止の文言を入れるなど、着実な取り組みを推進していただいている。ギャンブル依存は、多重債務や貧困、犯罪など、重大な問題を生じさせている。引き続き、深刻な依存をださない取り組みをお願いしたい」とさらなる推進を求めた。

また社会問題となっているオンラインカジノ賭博について、「警察ではオンラインカジノにかかる賭博事犯の取り締まりを強化するとともに、周知広報活動にも力を入れている。オンラインカジノ賭博に注意を喚起するポスターを営業所内に掲示いただくなど、ご協力いただいているところではあるが、お客様や職場の方々、家族・友人にも広く情報を共有いただきたい」と呼びかけた。


続いて、北海道遊協の合田康広理事長が開会挨拶を行った。合田理事長はガイドライン策定に動いた業界の努力と重要性を説き、「ガイドラインは一般的な自主規制とは内容が異なり、非常に重たい守るべきルール。時代の流れでなんとなくできたガイドラインではない。ただ残念ながら、専用賞品および貯玉再プレイ手数料に関係する運用は数が少ない状況。多様な営業を実現するため、このガイドラインを基に店舗の個性、特徴を出していければ」と語った。

また昨年2月に設立された自由民主党北海道遊技産業支部の新井修支部長も登壇。新井支部長は、業界が発展するためには行政の信頼を得ることが重要とし「いまの広告自主規制というのは各経営者のモラルの問題。強い遵法精神を持てば簡単に守れること。これについては合田理事長の強いリーダーシップに期待している」と述べた。

全日遊連の阿部恭久理事長も挨拶に立ち、「業界を良くするために、もう少し遊びやすい環境をみなさんとともに作っていきたい。業界の中で共通化できる部分は共通化し、メーカーも台が売れる、我々も営業ができる、ファンのみなさんも喜んでいただける環境を作っていかなければ、業界は厳しくなる。『遊びの力で、心を元気に』、そして業界を元気にしていくことが大事。今後一層のご協力をお願いしたい」とした。

文=アミューズメントジャパン編集部

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