高稼働の「モンハンライズ」、メイン機の役割に期待|メイドインサービス
アミューズメントジャパン2024年12月20日
パチスロ運用に特化したコンサルタント企業メイドインサービス(東京都府中市)が12月13日、ホール企業限定のパチスロ定例セミナーを開催した。パチスロの最新動向を伝える毎月定例のもので、今回で31回目。
講師を務めたのは、事業戦略部セールスプロモーショングループの池上周平主任。セミナー冒頭で11月のパチスロ市場を振り返った。11月に導入された新機種は、スマスロ5機種で販売台数は3万500台。11月末時点のスマスロ機の設置比率は、前月から0.8ポイントアップの48.8%だった。
個店ごとの戦略構築を支援する同社の分析レポート配信サービス「SIRIUS」(シリウス)の総合ランキングでは、トップ25に11月導入のスマスロ新機種『L BanG Dream!(バンドリ)』が14位、『Lモンスターハンターライズ』が15位にランクイン。10月に登場した新機種でトップ25に残ったのは『L Re:ゼロから始める異世界生活 season2』のみで、前月の11位から4位にランクアップした。
直近1週間(12月2日から12月8日)の実績データを見ると、1位から4位までは12月初週導入の機種が占めたが、5位には導入3週目となる『Lモンスターハンターライズ』がランクイン。池上主任は『Lモンスターハンターライズ』について、「アウト2万枚オーバーと12月の新機種に対抗しており、このまま低い下落率をキープできるのであればメインとしての役割も期待できる」と話した。
まとめでは「12月16日全国導入の『Lダンベル何キロ持てる?』が注目機種。SANKYOのパチスロ×高コイン単価のヒット率は傑出。また1月導入の『Lサラリーマン金太郎』は、4号機の頃に近い打感ということで、当時打っていたユーザーの復帰も含めて、中年層からの興味は一定数あるとみている」と話した。
文=アミューズメントジャパン編集部