~みんなの笑顔に会いたくて~ 今年も大阪府遊連青年部会 「未来っ子カーニバル」に1,815名が来場
遊技通信2024年12月16日
大阪府遊連青年部会(金森健鎰部会長)は12月15日、大阪府門真市の東和薬品RACTABドームで恒例の「未来っ子カーニバル」を開催した。
「未来っ子カーニバル」は、さまざまな事情で家族とクリスマスを過ごすことができない子どもたちに楽しい思い出を作ってもらおうと、昭和62年から行われている社会貢献事業で、38回目の今回は児童養護施設と大阪交通災害遺族会の児童、引率者ら1,815名が来場。大阪府遊協をはじめ関西遊商、回胴遊商など業界団体や関連企業、また地元企業、地域の専門学校生ら合計190名のボランティアが運営をサポートした。さらに今回は2025年4月に開催される「大阪関西万博」に伴い、日本国際博覧会協会の後援で会場内に万博ブースが設置された。
オープニングアトラクションでは、「京都宇治シンクロナイズドスケーティングチーム」によるシンクロスケートが披露された後、サンタ姿で登場した大原泰貴実行委員長と昨年に続きメインパーソナリティ「やのぱん」のかけあいにより開会宣言が行われた。
当日は施設内のスケートリンクとプールを全面開放したほか、「新しい時代に変化を取り入れ、未来を生きる力を身につける」 をテーマに多目的ホールをはじめ、施設内を余すことなくアトラクションを開催。また地元の門真警察署から白バイの展示がされ主催側の「楽しいクリスマスの一日を提供して思い出作りと子ども達の心身と健全な成長に寄与する」という想いが伝わる楽しいカーニバルとなった。
記者会見の冒頭で大阪府遊連の平川容志会長は、「新しい時代の変化を取り入れ、生きる力を身につけるということをテーマに子供たちが思い出に残る一日を提供したい。また多くの方々の支援を賜り、盛大に開催できたことは本当にありがたく、感謝の念に堪えません」と謝意を述べた。続いて金森健鎰青年部会長は、「未来に希望を持ち、新しい時代の中で生きる力を身につけようというテーマにし、開催タイトルを『~みんなの笑顔に会いたくて~ かわいい子には未来をみせよう』とし、来年開催される大阪万博ブースを設置しております。万博のすばらしさをアピールし、子供たちが将来の希望を抱くきっかけになればと考えております。さらに子供たち全員が将来について考え、想像力を育んでいくことに少しでも役立つことができれば幸いと考えております」と熱く述べた。
また大原泰貴実行委員長は 「今年は日本国際博覧会協会からの後援をいただきました。私は次世代を担う子供たちがこれから生きていく上で、将来に夢や希望を持ち、変わりゆく時代の変化に対応できる力を身につけて、立派な社会人に成長してもらいたいと考えております。来年には大阪では万博が開催されます。1人でも多くの子供たちが万博を通じて最先端技術や多種多様な文化に触れ、豊かな想像力を身につけてもらいたいと考えております」とカーニバルの趣旨と概要を説明した。
カーニバルの終盤では豪華賞品を賭けた恒例の園対抗氷上そり対決が行われたほか、お土産として府内の授産施設で作られたお菓子を来場した児童全員に手渡しでプレゼントされた。また、今回も青年部会の活動が府内の児童福祉向上に大きく寄与しているとして、大阪府から金森青年部会長に感謝状が贈呈された。
当日の門真市は10℃に届かない冬本番の寒さであったが、会場内は主役である多くの子どもたちの笑顔と主催側の熱意で大盛況のまま幕を閉じた。